8月15日に53歳で亡くなった漫画家・さくらももこさんをしのび、きょう2日、さくらさん原作のアニメ『ちびまる子ちゃん』(毎週日曜 後6:00)は番組内容を変更し放送された。原作25周年記念として2011年10月に放送されたもので、アニメ第1話「まる子、きょうだいげんかをする」(1990年1月7日放送)をリメイクするなどした内容。番組エンディングではテロップ表示とナレーションで、さくらさんの死を悼んだ。
エンディングテーマ終了後、テロップ表示とナレーションで「『ちびまる子ちゃん』の原作者、さくらももこ先生がお亡くなりになりました。心よりお悔やみ申し上げます。
アニメ『ちびまる子ちゃん』は今後も続けてまいりますので、これからもよろしくおねがいします」と呼びかけた。その後、作品キャラクターが勢ぞろいしたカットとともに「さくらももこ先生、ありがとうございました」と感謝を伝えた。
「きょうだいげんかをする」は、一冊のノートをめぐってまる子とお姉ちゃんの姉妹げんかを描く。まる子はじゃんけんに負け泣く泣くノートを諦めるも、お姉ちゃんにちょっかいを出したり、ノートに落書きをしてしまったり。まる子の愛すべきキャラクターやお姉ちゃんとの丁々発止のやりとりなど、作品の魅力が凝縮されたストーリーが展開する。
放送を受け、SNSでは改めてさくらさんの早すぎる死を悼む声と共に、声優・水谷優子さん演じる“お姉ちゃん”の声が再び聞けたことにも感動の声が広がった。
同話が放送された11年当時は水谷さんがお姉ちゃんの声を務めていたが、その後、水谷さんは16年5月に乳がんのため51歳という若さで亡くなっている。
ネットでは「水谷さんだ…泣く」「久しぶりの水谷さんの声に感動」「水谷優子さんのお姉ちゃんの声がまた聞けるなんて」と、久しぶりに聞く水谷さんの声に感動や懐かしむ声が絶え間なく寄せられた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180902-00000320-oric-ent
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