<フィギュアスケート:世界選手権代表選考兼全日本選手権>◇24日◇大阪・東和薬品ラクタブドーム◇男子フリー

ショートプログラム(SP)2位で5大会ぶり出場の高橋大輔(32=関大KFSC)がフリー151・10点、合計239・62点で2位に入り6大会ぶりの表彰台となった。だが、世界選手権代表は辞退した。

7月に4年ぶりの現役復帰を表明。その時から、目標としてきたシーンが実現した。宇野昌磨、田中刑事らと同じ最終組で午後2時25分からの公式練習に臨み、4回転トーループを着氷させるなど、生き生きとした表情でその場の空気感を楽しんだ。

本番では冒頭の4回転が3回転トーループになったが、続くトリプルアクセルと2回転トーループは見事に着氷した。その後、得意の3回転フリップの着氷で手を突き、連続ジャンプで転倒もあったが、会場の熱を存分に味わった。

「自分の演技を終えたとき表彰台はないな、と思ったのでまさかの2位。正直驚いています。4回転が決まりだしたのが全日本が始まる前だった。

6分間練習でいいジャンプが跳べたので挑んだけど中途半端になった。この何日間かフリー終わるまで充実した期間をすごせた。緊張感の高い中ですごせる喜び感じた」。演技を終えた高橋は本調子とはいかなかったが、すがすがしい表情を浮かべた。

2日前の22日にはSPで超満員の観衆に囲まれ、感じたという。「『試合っていいな』っていうのを復帰からずっと感じてきた。全日本は力を出し尽くす戦いになる。やっぱりこの場所は居心地がいい。

できれば『長くやっていけたらな』と思うような感じがありました」。競技から離れていた4シーズンの間、男子は急速に4回転時代へと突入。表現や卓越したステップで沸かせた高橋は、今の自らの考えを、こう明かす。

「今まで現役でいた時よりも『何を見せたい』『どういうものを伝えたい』とかが、本当にないぐらい『自分のできる姿を見てもらえたらうれしい』と思う。

スケートは時代もどんどん変わっていきますし、フィギュアスケートっていう概念自体も、時間とともに変わっていく。この時代にそぐうスケートにどれだけ近づけるのか、というのを考えて、今シーズン頑張ってきました」

フリー最終組入りが決まったSP後に掲げた目標があった。「『高橋大輔、いいな』って、応援してくれる人もそうですし、今回たまたま見た方にも思ってもらえたら、また新たに自信につながると思います」。32歳の高橋だからこそできる演技で、その思いを発信した。


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ネットの反応

1.
日本の男子選手層は薄い。
羽生、宇野を除いたら誰が残るの?
このままではダメでしょう。
復帰してきた選手が2位ということは、後がボロボロ?
このままではダメでしょう。
2.
あのスケートで2位って…
ジュニアより遅かったよ
爆盛り&勘違い!
3.
なんだかな。これで2位になれるの?みたいな。
4.
こんな時代に、フィギュアに30過ぎて復帰するなんて。面白い。
悔いを残さないようにもっとやってほしい。
5.
ショートはとても良かった、ブランクを感じさせられないほどの繊細な滑りとジャンプも綺麗に整っていてさすがだなーと思ったがフリーではかなり崩れてしまいましたね。

結果二位になりましたがジュニアの島田選手が本気出せばあの点数は抜けると思うけどな?
大人の事情ってヤツでしょうね

6.
祝儀みたいなもんやろ。
7.
高橋さんおめでとう?
この大会は競技会ですか?ショウ?
自己満足の為に滑られたのですか?若い選手の不甲斐なさを世間は嘆いてますが彼等なりに 必死で技を磨いている姿を考えると
居心地がいい とか照れ笑いで済ますなんてことは彼等に失礼です 4回転をしゃにむに
飛んで転んで表彰台をのがしても少しもカッコ悪くなかったですよ ジャンプの葛西さんは
命をかけていまだに頑張ってます
本当のレジェントになって下さい
若い芽は 何年か先 必ず成長するでしょう
8.
ある意味、他の選手とは別次元で競技しているからな。
より高い順位を目指し、日の丸を背負って世界相手に闘おうとしているのに対して、日の丸を肩から降ろし、ひたすら自分の演技だけを目指す。

そういう「開放された強さ」が表彰台での満面の笑顔に全て表れているのではないかな。

9.
でも高橋選手もさすがのレース運びだったと思います。
それでもあとが頑張らないと。
10.
昨日の女子のハイレベルな戦いに比べて、宇野選手以外のシニア男子のレベルが低すぎて情けない。

国内大会は国際大会に比べて採点が甘いが、その全日本でも2位以下は230点台しか出せていない。これは、世界選手権ではせいぜい15位ぐらいで、世界の舞台では勝負にならないレベル。

ショートプログラムに4回転ジャンプを入れた選手が4人しかいなくて、成功した選手はたったの2人。世界レベルからはかなり乖離がある。

女子のレベルに比べて羽生、宇野以外の男子はレベルが低いし、層が薄い。
全日本の得点を比べると、女子の上位4選手は、男子の5位の選手よりも得点が高い。つまり、男女をミックスして順位をつけると、トップ8は男女それぞれ4人ずつという実情。。。
男子25人は女子に負けてるんですよ!

11.
まさかの2位ってことは、優勝を狙っていたということか。
12.
髙橋大輔選手はジャンプの失敗はあったものの、ステップの表現力はさすがというか、感動しました。正直、メダルはどうかなぁと思ったけど、2位に食い込み良かったですね。おめでとう!
宇野選手は怪我をしててのあの演技、他の選手と比べても異次元でした。
13.
友野選手、大学はいつでも出られるんだから、今はフィギュアに専念するわけにはいかないのかな。4回転の成功率見ると、いまいち成長が遅いように思う。北京までは休学、とかできないものだろうか。
14.
順位は予想通り。宇野選手に勝つことは難しいと思うが、他に強い選手はいない。
ジャンプミスはあったけど、存在感や表現力のスケールはやはり群を抜いている。
15.
高橋選手凄い努力だったと思いますが、男の選手層の薄さがはっきりしましたね。


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16.
高橋選手は好きだから、良い結果を残せたのは良かったけれど、内心複雑。本人も最終組に入れたら満足と試合前に言っていたから、本当は若手に期待していたのだと思う。だから、この現状に本人が1番驚いていると思う。
17.
あれだけ失敗して、スタミ切れして、まさかの2位。
見てる方も、本人もビックリだわw

演技構成点が高いのは昔からだけど、あのGOEはおかしいぞ!審判!

18.
やはりISU非公式試合。ISU公式試合で同じ演技内容を評価した場合、宇野と髙橋のPCS差はこんなものではない。その分を差し引いたら、高橋は果たして田中の上だっただろうか?

髙橋本人は世界選手権にもミニマムを取る為の試合にも出ないとの方針であり、これまで通してきた国際舞台に出ないという方針を今もって一貫している。

国際的には通用しない得点を起点に国際舞台に出る気が無く「わかっている」、他人にかける迷惑を最小限に抑えつつ現役選手として演技したいという自分の希望を両立させているため、髙橋本人には特に大きな責も非も無い。
しかし国際試合を見慣れた目には、何とも奇異な物を見たというもやもやが拭えない。ひとえに全日本のジャッジ達のせいである。
19.
さっそく海外でPCSの検証始まってボロクソ言われてるな
20.
フリーは正直グダグダで、現役選手のものではなかった。
21.
5年のブランク、そして年齢を考えたらすごいことなんだけど…
ヘロヘロのヨロヨロで二位ってどんな大会??
22.
高橋選手のセンス・復帰努力は言うまでもないが、男子フィギュア界の層の薄さが露呈したようにも思える。
23.
他の男子恥ず?っ。
24.
世界のトップクラスである宇野選手に迫れる次を担う選手がひとりもいなかった、という記事にすべきだ。
高橋選手が2位だった、なんて言ってる場合ではない。
1位と2位の間が50点も開いている。
しかも、その2位は「自分探し」に戻った、過去の人。
25.
バテバテで観てられないや!もう需要はないかな!誰も育たないよ ゆずるがやすんでるから出たのかな?
26.
勝負師か…。
確かに、そんな大ちゃんがまた見れるとは思って無かったから驚きもあったけど、ファンにとってはほんとに嬉しいXmasプレゼントでした。
ありがとー!
そして昌磨君、強くなりましたね。
もっともっと自分を信じて頑張って下さい。
昌磨君なら絶対出来ると信じてますよ!
27.
スコアが悪すぎるので辞退したのでしょう。
やはり世界で戦うには最低280点ぐらいは必要では。でも2位は文句なしに立派な表彰台でした。
来年もじっくりとやってほしい。織田も戻ったら。
28.
負けてプライドが傷つく事を恐れず、スケートをを本当に愛し、楽しんでいる姿に感銘を受けた。
羽生、恥を知れ。
29.
「まさかの」って、どっちの意味?
優勝のはずが、ダメだった?それとも、もっと下位のはずが、2位とれた?
試合を見ていた人なら後者だとすぐ分かるけど、知らない人なら前者に取っちゃう。この場合の「まさかの」は相応しくありません。
30.
高橋選手が驚くのも無理はない!
かつては高橋、羽生の他に町田、無良、小塚、そして宇野と上位に迫る選手が豊富だったが、現在は5年ぶり復活した高橋選手が2位に入るくらい層が薄くなっている。
若手はダメ元でも4回転をどんどん入れるプログラムに挑戦して欲しいな!


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