秋のG1戦線の到来を告げる短距離王決定戦「第52回スプリンターズS」(G1、芝1200メートル)が30日、中山競馬場11Rで行われ、川田将雅騎手騎乗の1番人気ファインニードル(牡5=高橋義忠)が勝利。G1通算2勝目を挙げた。道中、中団から競馬を進めたファインニードル。直線では大外から末脚を伸ばし、2番手追走から先に抜け出した3歳牝馬ラブカンプーをかわしきった。
勝ちタイムは1分8秒3(やや重)。王者が実力を示す中、首差の2着には和田騎乗の11番人気ラブカンプー、さらに半馬身差の3着には武豊騎乗の13番人気ラインスピリットと人気薄の馬が飛び込んだ。
勝ったファインニードルは父アドマイヤムーン、母ニードルクラフトという血統。3月の高松宮記念に続いて、同レースを制し、
13年のロードカナロア以来、史上5頭目となる同一年のスプリントG1春秋制覇の偉業となった。通算戦績は27戦10勝。
鞍上の川田は中央G1通算12勝目で今年2勝目。管理する高橋義忠師は中央G1通算2勝目ですべて同馬によるもの。
これで今年の古馬短距離G1路線はマイルCS(11月18日、京都)を残し、高松宮記念=ファインニードル、安田記念=モズアスコット、スプリンターズS=ファインニードルという結果に。春秋のスプリントG1を連覇したファインニードルが最優秀短距離馬のタイトルに大きく近づいた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180930-00000128-spnannex-horse
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