ロッテが新外国人としてフィリーズのホセ・バティスタ外野手(38)をリストアップしていることが24日、分かった。一発の打てる主軸候補を調査してきたが、バティスタは破壊力抜群の右のプルヒッターでメジャー通算344本塁打と実績は申し分なし。シーズン終了後にFAとなれば即、交渉に乗り出す方針だ。
井口政権1年目の今季は59勝81敗3分けの5位。534得点もリーグ5位。78本塁打は12球団で最少で、2011年から8年連続2ケタと長打力不足が顕著。それだけに10年に54発、11年43発を放ち2年連続本塁打王に輝いたドミニカンに白羽の矢を立てた形だ。
バティスタはバットのみならず、守備の面でも魅力がある。本職の右翼に加えて一、二、三塁も守れるユーティリティープレーヤー。
今季、主にDHに入った角中や井上との併用も可能と万能性も評価が高い。来年で39歳だが今季も3チームで13発を放っており、持ち前のパワーは健在だ。
球団は2年連続Bクラスに沈んだ事実を重く受け止め、今オフは積極的な補強を進める方針。ノドから手が出るほど欲しいが、超大物だけに粘り強い交渉が必要。それでも獲得できれば、低迷する打線の起爆剤になりそうだ。
◆ホセ・バティスタ(Jose Bautista)80年10月19日ドミニカ生まれ、38歳。00年パイレーツ20巡目指名でプロ入り。
04年オリオールズでメジャーデビュー。08年ブルージェイズ移籍後、強打強肩の外野手として頭角を現し、10年が54本、11年43本と2年連続本塁打王獲得。
今季はブレーブス、メッツ、フィリーズを渡り歩き2割3厘、13本塁打。メジャー通算は1798試合に出場し344本塁打。右投右打。183センチ、92キロ。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000024-sph-base
ネットの反応