◆巨人2―4中日(17日・東京ドーム)
中日のオネルキ・ガルシア投手(29)が7回1失点の好投で13勝目を挙げ、7月下旬に緊急補強したジョエリー・ロドリゲス投手(26)が来日初セーブ。両助っ人左腕の活躍で4位に浮上し、再び3位の巨人に1・5ゲーム差に接近した。
仲良しコンビが竜をCS戦線に踏みとどまらせた。「負けられない試合」と意気込んで臨んだガルシアは、6回まで無失点。
7回に1点を失って降板すると、8回以降はベンチから声援を送り続けた。声の先は同じ金髪モヒカンの弟分、ロドリゲスだ。
2点差に迫られた8回2死一塁で救援。阿部を三ゴロに仕留めると、9回も長野、吉川大、大城を内野ゴロに打ち取った。
3連投のロドリゲスは、これで4試合連続のイニングまたぎ。5日の間に、のべ8イニングで投球したことになる。
「そりゃ疲れるよ。でも投球中はそういうことは考えないようにしている。セーブを挙げられてとてもハッピーだ。これからもイニングをまたぐ準備はできているよ」と竜党を泣かせるコメントを吐いた。
一方のガルシアは、巨人戦3勝1敗、防御率1・80。東京ドームは5月12日の「人生初完封」に続いて、この日の6回まで15イニング連続無失点と好相性だ。
「硬さも高さも良いマウンド。ものすごく投げやすかった」と笑みを浮かべた右側頭部には、自身の背番号「70」のソリコミが入っていた。
「昨夜、ロドリゲスに入れてくれとお願いしたんだ。アイツは僕の床屋さんだよ」と、巨体をくねらせておどけた。ロドリゲスも「勝ちたいからぜひ入れてくれ、と頼まれたんだ」と明かした。
現時点で3位の巨人が借金7。仮に巨人が残り10試合を5勝5敗なら、現在借金10の中日は、残り9試合を6勝3敗で同じ借金7となり、勝率で巨人を上回る。
中5日で先発したガルシアは、次回以降も中5日の間隔で回れば、残り3試合に先発が可能。「いい投球ができて良かった」と胸を張ったガルシアと、「これからも、こんな投球を続けたい」と語気を強めたロドリゲスが、奇跡の逆転CS進出へと導く。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180917-00000223-sph-base
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