◆巨人6x―5中日(19日・東京ドーム)
中日が4点リードの9回に5点を奪われ、悪夢の逆転サヨナラ負けを喫した。逆転黒星は今季29度目で、サヨナラ負けは5度目。
今季の巨人戦の負け越しも決定した。打線は平田、大島、ビシエド、福田が猛打賞を記録するなど計17安打と爆発したが、救援陣が誤算だった。
9回に、岩瀬仁紀投手(43)とライデル・マルティネス投手(21)が、99%拾えた試合をフイにした。4点リードのセーブがつかない場面で、レジェンド左腕が通算990試合目の登板。しかし阿部に死球を与えると、
1死後、山本に四球、代打・陽岱鋼に右中間の適時二塁打を献上して降板を命じられた。なお3点リードながら1死二、三塁でR・マルティネスが救援。しかし、長野、代打・大城、田中俊、マギーと、まさかの4連打を浴びて大逆転を喫した。
前回、14日のDeNA戦(ナゴヤドーム)でも同点の9回2死満塁からR・マルティネスを救援して、代打・倉本に決勝打を浴びた岩瀬。「どうしても藤嶋を勝たせてやりたかった。(低めの)いいところを(ストライクに)取ってくれないと、
ゾーンを(ボール)1つ上げるしかない」と球審への恨み節が口をついた。R・マルティネスは「状態は良かった。勢いを止められなかったのは悔しい」。
1点リードの9回から登板して2点を失った14日のDeNA戦に続き、セーブのつく場面で2試合連続の敗戦投手となった助っ人右腕は深いため息をついた。
藤嶋健人投手(20)の好投が報われない。この日は7回6安打1失点。四球は7回2死二塁で敬遠気味に代打・長野を歩かせた1個のみと粘った。前回、今月12日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)も7回無失点ながら援護がなく、勝敗がつかなかった。
「自分の投球の流れがもっと良ければ、もっと野手のかたも点を取れる。反省するところは反省して突き詰めていかないと」と気丈に話したが、またもプロ2勝目が霧散し、表情は曇ったままだった。
ここ5カードで10敗(5勝)。うち7試合が逆転負けで、救援投手(ロドリゲス3、又吉、鈴木博、R・マルティネス2)に黒星がついている。
ブルペン陣のふがいなさが成績に直結している状況に、森繁和監督(63)は「むこう(巨人)もこっちも一緒。(R・マルティネスの処遇?)アイツしかいねえだろ!」と足早にバスに乗り込むしかなかった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180819-00000224-sph-base
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