巨人は29日、上原浩治投手(43)に自由契約とすることを通知したと発表した。今後は他球団を含め全球団と交渉可能となるが、巨人としては手術した左膝の回復具合をみながら再契約する可能性は残しているとみられる。
上原は今年3月、10年ぶりに巨人に復帰。日本人史上初の日米通算100勝、100セーブ、100ホールドの「トリプル100」を達成するなど衰えぬ技術の高さを証明したが、メジャーでの契約を優先した影響もあって、キャンプを過ごせず、
シーズン途中から左膝の痛みを抱えながらの登板を強いられた。治療を優先するため、7月27日に出場選手登録抹消されたこともあって登板は36試合にとどまり、0勝5敗、防御率3・63の成績に、不完全燃焼の思いを強くしていた。
シーズン終了後の10月23日に都内の病院で左膝のクリーニング手術を行い、無事終了。27日に家族が住む米メリーランド州ボルティモアへと渡った。
◆上原 浩治(うえはら・こうじ)1975年4月3日、大阪・寝屋川市生まれ。43歳。東海大仰星高から1浪して大体大進学。98年のドラフト1位で巨人に入団し、99年、20勝を挙げて新人王。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、沢村賞を各2度受賞。
09年にFAでオリオールズへ。その後レンジャーズ、レッドソックス、カブスでプレー。13年、レッドソックスでワールドシリーズ制覇。日米通算748登板、134勝93敗128セーブ、187センチ、87キロ。右投右打。既婚。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000140-sph-base
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