巨人・菅野智之投手(28)が7日現在、防御率2・15でセ・リーグトップを走っている。2位はDeNA・東の2・45。昨年まで2年連続で最優秀防御率。3年連続の同タイトル獲得となれば、稲尾和久(西鉄)が56~58年まで獲得したのに続き、
80年以上の長いプロ野球の歴史で2人目、セ・リーグでは史上初の快挙になる。プロ6年間で1085回1/3を投げて通算防御率2・17。3点未満なら一流とも言われる中、異次元の数字だ。
7日現在、セ・リーグは規定打席以上の3割打者が15人で、7人だった昨年から倍増。15人以上でシーズンが終わればリーグ10年ぶり。それだけ今年は好調の打者が多く、各球団の得点力も上がっている中での防御率2・15は圧巻だ。
一人で10完投、8完封も現代野球では至難の業。4日の広島戦(マツダ)で自身3試合連続完封勝利を達成し、
この試合で同一年にセ・リーグ全5球団から完封も達成した。後半戦は長打が出やすい東京ドームで4試合連続完封もあった。
球団では江川卓以来、37年ぶりの「200投球回 200奪三振」も達成。27登板、201回、200奪三振(最多奪三振確実)、
15勝(最多勝確定)、防御率2・15、勝率6割5分2厘、10完投(8完封)で沢村賞の選考基準全7項目をクリア。2年連続同賞受賞も見えている。
最優秀防御率なら4度目となり、稲尾(5度)、工藤公康(4度)に次いで史上3人目。今年は「平成」最後のシーズン。記録的な快投が球史に刻まれる。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181008-00000065-sph-base
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