◆2018 マイナビ クライマックスシリーズ セ ヤクルト1―4巨人(13日・神宮)巨人がヤクルトとのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージの初戦でヤクルトに4-1で勝利し、CSファイナルステージ進出へ王手をかけた。
初回に岡本の犠飛で先取点を挙げた巨人は、先発の今村が2回、2死二塁から中村に中越え適時二塁打を浴び、同点を許したが、直後の3回に坂本勇が、ヤクルト先発・小川の外角低めの変化球をうまくとらえ打球はライナーで左翼スタンドに。ソロアーチで勝ち越し点を挙げた。
巨人先発の今村は2回に1点を失うも、90キロ台の緩いカーブを交えてヤクルト打線をほんろう。5回2死、坂口に左翼線二塁打を浴び、山田哲の場面で2番手の上原にバトンタッチした。
場内がどよめく中、日本球界では08年以来となるポストシーズンのマウンドに上がった上原。しかし1ボールから2球続けてストライクをとると、最後はスプリットで空振り三振。
ピンチを脱すると、両手をたたいて喜んだ。上原は、約2週間ぶりの実戦ながら、今季初の回またぎで6回も3者斬りの好投を見せた。
巨人打線は7回、先頭の長野が左前打で出塁すると、陽岱鋼が2球目をヒットエンドランの奇襲に出た。打球は遊撃・西浦の頭上を越え、一塁走者・長野が一気にホームに滑り込み、適時二塁打となった。
さらに小林が犠打で陽を送り、1死三塁となったところで上原に代わって代打・亀井。ヤクルトは先発の小川をあきらめ2番手・ハフがマウンドに。亀井の飛球は、前進守備の山田哲の頭上を越え適時打に。一気に突き放した。
高橋由伸監督は、リーグ優勝を逃した責任から、すでに今季限りでの辞任を表明しており、敗退すればユニホームを脱がなくてはいけない。14日の第2戦はエース・菅野智之の先発が予告されている。一気にファイナルステージをねらいにいく。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00010006-spht-base
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