阪神はウィリン・ロサリオ内野手(29)と来季の契約を結ばない可能性が高いことが12日、分かった。2年目は両者に選択権のある「バイアウト契約」だが、球団首脳は「現状では厳しい」と方向性を明かした。
後半戦に2年目の活躍が確約できる飛び抜けた成績を残さない限り、年俸3億4000万円の高額年俸はリスクが高すぎると判断。違約金を払って、契約を打ち切ることになりそうだ。
メジャー通算71本塁打のロサリオは、昨季まで韓国球界で2年連続3割30本、100打点をマーク。昨オフ、日米韓の複数球団の争奪戦を阪神が制した。
金本監督から不動の4番として期待されたが、徹底した変化球攻めを克服できず、打率2割3分、4本塁打、22打点の成績で6月3日に出場選手登録を抹消された。
球団は代役として、6月15日に新外国人のエフレン・ナバーロ内野手(32)を獲得。ロサリオはウエスタン・リーグで打率3割3分3厘(60打数20安打)、4本塁打の成績を残しているが、1軍外国人枠の関係で2軍暮らしが続いている。
金本監督は前半戦の総括会見でロサリオを後半戦のキーマンとして挙げ、「大いに倍返しを期待しています」と発言。後半戦の早い時期に再昇格する見込みだ。
だが、9月以降は過密日程となるため、外国人枠は「投手3、野手1」となる可能性が高い。1軍復帰後は、不動の4番としてアーチを量産しない限り、来年はおろか、今季後半の出場機会すらなくなることになる。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180712-00000273-sph-base
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