NYメディアが伝える、スタインブレナー共同オーナー「私の意見では…」
エンゼルスの大谷翔平投手は今季、投手として10試合登板で、4勝2敗、防御率3.31、打者として104試合に出場して326打数93安打22本塁打61打点、打率.285、OPS(出塁率+長打率).925の好成績を残して1年目のシーズンを終えた。
新人王の有力候補として名前が挙がっているが、ライバルと見られているのがヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手だ。同球団のハル・スタインブレナー共同オーナーは「アンドゥハーが獲るべき」と“猛プッシュ”している。
アンドゥハーは名門ヤンキースの三塁のレギュラーポジションを確保し、149試合出場で打率.297、27本塁打、92打点、OPS.855の成績をマーク。守備に難があることを指摘する声がある一方で、1年間試合に出場し続けてポストシーズン進出に貢献したことを評価すべきという意見も多い。
負傷離脱があったものの二刀流としてメジャーに衝撃を与えた大谷か、打者として例年の新人王に値するような好成績を残したアンドゥハーか。新人王は全米野球記者協会(BBWAA)に所属する記者による投票で決まるが、意見は割れていた。
そんな中、ヤンキースの球団トップが声を上げた。ニューヨークのテレビ局「SNY」では、「ミゲル・アンドゥハーが新人王を獲るべきだと、ハル・スタインブレーナーは考えている」とのタイトルで共同オーナーの意見を伝えている。
記事では「ミゲル・アンドゥハーがエンゼルスのショウヘイ・オオタニを凌いでア・リーグの新人王を受賞するべきだ、と考えている人間の一人としてヤンキースのオーナーであるはハル・スタインブレーナーを数えよう」と言及。そして、スタインブレナー氏の以下のコメントを紹介している。
「我々は2年連続で自チームから新人王の候補に挙がる選手を抱えている。そして私の意見では、彼(アンドゥハー)が新人王を獲るべきだ」
ヤンキースのオーナーとして、アンドゥハーを支持するのは当然とも言える。今季限りで退任したエンゼルスのマイク・ソーシア前監督も、シーズン終盤には大谷が新人王に選出されるべきだと強く訴えていた。すでに投票は終わっているが、いったいどのような結果になるだろうか。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181015-00228159-fullcount-base
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