【結果】
日本2-3ベルギー【日本先発】
川島、酒井宏、昌子、吉田、長友、柴崎、長谷部、原口、香川、乾、大迫【途中経過】
(48分)原口先制(1-0)
(52分)乾追加点(2-0)
(69分)ベルギー反撃ゴール(2-1)
(74分)ベルギー同点ゴール(2-2)
(後半ロスタイム)ベルギー勝ち越しゴール(2-3)で終了【解説】
日本サッカーにとって、収穫の多い名勝負となった。パス回し、ボールさばきはベルギーを上回った。先制点を奪ったカウンター攻撃は、縦への速さもあった。つなぎと速攻を融合させた「日本らしいサッカー」は欧州の強豪にも通用する。(サッカーライター・石川聡さん)【西野監督コメント】
テレビのインタビューに「ワールドカップの怖いところでしょうか。追い詰めましたけれども、何が足りないんでしょうね…」と言葉に詰まった。【主な選手コメント】
(いずれもテレビインタビューに)・長谷部主将「2点先行して相手が前掛かりになるので、耐えて、カウンターのチャンスあると思ったが、不用意なボールの取られ方、ミスが重なって、勝負の甘さが出た」
・長友選手「日本サッカー、改善できるところは改善して4年後に進めていく。自分にできることは全てやった。負けて悔しいけど、笑顔で胸張って帰る」
・川島選手「やることはやりきったという気持ち。(苦しいこともあったが)個人のことは考えていない。ここにたどり着くまで、一人ひとりが助け合って、こういうスピリットを見せられたことが誇り」【試合詳報】
開始直後、相手のクリア球を拾った香川がいきなりシュート。
開始10分過ぎまで日本は高い位置で相手にプレッシャーをかけ、ベルギーのスピードを殺して優位な展開を続けた。
その後は一転、ベルギーに攻め込まれて苦しい時間が続く。GK川島を中心に防戦一方となった。前半は0-0でしのぎ、折り返し。
均衡を破ったのは後半開始早々の48分。柴崎からの絶妙なスルーパスに原口が抜け出して、角度のない右からのシュートを、ゴール左に決めた。日本1-0ベルギー。
その直後の49分。ベルギーの強烈なシュートが日本のゴールポストをたたき、ひやりとする場面があった。
日本待望の追加点は52分。相手クリアボールを拾った香川からパスを受けた乾のミドルシュートがゴール右隅に突き刺さった。日本2-0ベルギー。
65分、ベルギーが先に動き、選手を2人交代。
69分、ベルギーに1点を返される。ゴール前の混戦から左にこぼれたボールを山なりのヘディングシュート。ボールは、GK川島の頭上をふわりと越えてゴール。日本2-1ベルギー。
74分、ベルギーが2点目で同点に。左クロスに、交代で入った1メートル94の長身・フェライニが中央からヘディングでねじ込む。日本2-2ベルギー。
81分、日本が選手交代。柴崎→山口、原口→本田。
86分、ベルギーの怒涛の攻め。2本連続の決定的なヘディングシュートを川島が好セーブでしのぐ。
同点で迎えた後半ロスタイムの終了間際、ベルギーがカウンターから、最後は途中交代のシャドリが日本ゴールに流し込み、勝ち越し。そのまま試合終了。日本2-3ベルギー。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180703-00010000-yomonline-spo
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