第18回アジア大会(インドネシア・ジャカルタ、パレンバン)は終盤に差し掛かり、各競技で規定やルールをめぐる混乱が発生した。
柔道では男女混合団体戦が行われ、日本は初戦の準々決勝で韓国と対戦。3勝3敗となったが、日本は3勝全てが一本勝ち(相手指導3による反則負け2試合を含む)に対し、韓国は2勝が一本勝ち、1勝は優勢勝ち。今大会に適用されているルールにより、日本の勝利は明らかだった。
ところが韓国側は解釈を間違えていたとみられ、審判が日本の勝利を宣告すると、6人全員がぼう然と立ち尽くす事態に。結局、日本の選手が畳に降りた後もそのまま14分間も居座り、抗議の意を示した。
全日本柔道連盟の金野潤強化委員長は「昨日のドロー(組み合わせ抽選会)の際に、ルールについてはっきり説明があった」と証言。日本側には何ら落ち度はないものの、後味の悪い結末となった。
また中国―モンゴルの準々決勝では、男子90キロ超級の試合で、モンゴル選手の技が一度は一本と判定されたものの、ルール違反の組手と判定されて取り消しに。
その後、再び同じ組手で指導を受け、反則負けとなった。モンゴル選手は納得いかず、一礼もせずに出口へ直行。この行為によりモンゴルは失格扱いとなり、敗者復活戦に進めなかった。
7人制ラグビーの女子でも前日に決勝トーナメントの組み合わせを決める規定が突然変更となり、これにより準決勝で強豪のカザフスタンと対戦することになった中国が抗議。
結局、中国の主張が認められ、準決勝では中国がタイと、日本はカザフスタンと対戦することが決まったが、試合の進行が2時間以上も遅れる事態となっている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180901-00000115-spnannex-spo
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