◆W杯ロシア大会▽決勝トーナメント1回戦 ウルグアイ2―1ポルトガル(30日・ソチ)ウルグアイがC・ロナウドを擁する欧州王者ポルトガルを2―1で破り、2大会ぶりのベスト8に進出した。
開始早々の先制点で主導権を握った。前半7分、FWカバニ(パリSG)が右タッチライン際から左タッチライン際のFWスアレス(バルセロナ)へピッチを横断するサイドチェンジ。スアレスがキープする間にスルスルとゴール前へ侵入すると、スアレスからのロングクロスをヘディングで押し込んだ。
後半10分にはショートコーナーからポルトガルDFペペ(Rマドリード)にヘディングを決められ同点とされたが、同17分、GKのロングキックからのカウンターだ。ベタンクールがボールを受け、ラストパス。FWスアレスがスルーし、カバニがゴール左でボールを受けると、右足でカーブをかけてサイドネットを揺らす美しいゴールを決め、再び突き放した。
スアレスが「C・ロナウドとのライバル関係というよりも、我々がベストを尽くしてベストの結果をつかむことが大事。チーム全員が守り、全員が代表チームのために汗を流す。全員が全力を尽くす」と話していた通り、全員守備でC・ロナウドを封殺。
チャンスらしいチャンスを与えなかった。DFペペに決められた一時同点となるゴールは、大会前から通算して7試合ぶり(1●2、対オーストリア)以来の失点だったが、集中力を失わずに体を張って立ちはだかった。
FWスアレスはノーゴールに終わったものの、クラブチームで最大のライバルであるC・ロナウドを破る会心の勝利といえる。準決勝の相手はフランス。バルサでチームメイトのメッシ率いるアルゼンチンを下した相手。2戦連続で因縁の相手との戦いとなった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180701-00010001-spht-socc
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