◆新日本プロレス「G1クライマックス28」最終戦 ▽6人タッグマッチ30分1本勝負 〇レイ・ミステリオJr.、
プロレスラー戦国炎舞、KUSHIDA(12分27秒 ダイビングボディプレス→片エビ固め)オカダ・カズチカ、SHO、YOH●(12日、東京・日本武道館=観衆1万2112人札止め)
10日のAブロック最終戦で棚橋弘至(41)と時間切れ引き分けに終わり、惜しくもブロック2位。優勝決定戦進出を逃した前IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)がセミファイナルの6人タッグマッチに登場。2012年からマネジャーとして名コンビだった外道(49)との“決別”を宣言した。
G1クライマックスシリーズで入場時、常にTシャツ姿だったオカダが、この日は本来のレインメーカー・ガウンを身にまとって登場。試合では「伝説のレスラー」レイ・ミステリオJr.の必殺技・619をドロップキックで妨害し、大ブーイングを浴びる場面もあった。
「いやあ、ドロップキックで、あんなにブーイングされるとは思わなかったね」と苦笑いを浮かべて、外道とともにバックステージに現れたオカダ。
前夜の試合終了後、「1個だけ考えて、自分の中で答えが出てないことがあるんです。それをしっかり明日のうちに一つ、答えを出したい」と、何らかの発表をすることを明らかにしていたため、多くの記者が取り囲んだ。
「昨日、『明日、答えを出す』って言ったら、重大発表って大騒ぎになっちゃって。『オカダ、やめちゃうのか?』とか『(ユニット)CHAOS、解散するんじゃない?』とか。、おい、おい、待て、待てって」と、ヒートアップした取材陣をなだめるように言うと、「俺の中で答えは出ました」と、きっぱり。
「俺はね。マネジャーの外道さんに頼らずに1人でやっていくことにしました」と2012年のCHAOS入り以来、6年半に渡ってマネジャー役を務め、「レベルが違うんだよ!」「カネの雨が降るぞ!」などの名ゼリフで自らを支え続けてくれた外道の元を離れることを宣言した。
「今回のG1も外道さんがマネジャーで付いていた試合はゼロですから。何かが大きく変わるわけではなく、僕もCHAOSを抜けるわけじゃない」とオカダ。「6年半、ずっと一緒にやってきた外道さんと、この夏、解散という形を取ります。でも、笑顔で。喜んで解散するわけじゃないけど」と“独り立ち”を明かした。
その隣で外道も「みんな分かっていると思うけど、俺はもう随分前からレインメーカーには必要なくなっていたから。これからは陰ながら応援します」としみじみ。最後に2人で「でも、タッグは組むから。これからも」と、声をそろえていた。(中村 健吾)
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180812-00000330-sph-fight
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