国際サッカー連盟(FIFA)の懲戒委員会は6日、クロアチアサッカー協会(HNS)に7万スイスフラン(約780万円)の制裁金を科すと発表した。許可されていない飲料を摂取したためで、現地メディア『nogometplus』はDFデヤン・ロブレンがレッドブルを飲んでいる映像を指摘している。問題となったのは決勝トーナメント1回戦のクロアチア代表対デンマーク代表の一戦。試合は1-1で迎えたPK戦の末にクロアチアが勝利していた。
FIFAは1978年からコカ・コーラとのオフィシャルスポンサー契約を結んでおり、ロシアW杯では『パワーレード』というエナジードリンクが冠に掲げられている。独占契約のため、大会期間中はピッチ周辺で他社製品の飲料を摂ることは認められていないという。
処分が発表された後、どのような行為が問題になったのかを問う声が上がっていたが、現地メディアが一つの映像を公開。そこにはリバプールのクロアチア代表DFがレッドブルを飲む姿が映し出されていた。同メディアは「歴史上最も高価な翼」と揶揄している。
なお、昨年5~6月に行われたU-20W杯でも、優勝したU-20イングランド代表の選手がベンチ内でレッドブルを飲んだため、サッカー協会(FA)が1万6000ポンド(約235万円)の制裁金を課された。この金額は人種差別問題でロシア協会に下されたものと大差なかったことから、「商業中心主義だ」という批判が寄せられていた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180707-01656022-gekisaka-socc
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