[6.19 ロシアW杯グループリーグ第1節 日本2-1コロンビア サランスク]日本代表は19日、ロシアW杯のグループリーグ初戦でコロンビア代表と対戦し、2-1で競り勝った。前半6分、MF香川真司のPKで先制。同39分に直接FKで追いつかれたが、後半28分、CKからFW大迫勇也が決勝ヘッドを決めた。前回大会8強、FIFAランキング16位のコロンビアを倒す金星。初戦で大きな勝ち点3をもぎ取った日本は24日の第2戦でセネガルと対戦する。
システムは4-2-3-1で、GK川島永嗣、4バックは右からDF酒井宏樹、DF吉田麻也、DF昌子源、DF長友佑都と並んだ。中盤はMF長谷部誠とMF柴崎岳のダブルボランチで、2列目は右からMF原口元気、香川、MF乾貴士。大迫が1トップを務めた。
キックオフ直前にエンドを交代して幕を開けた運命の第1戦は開始早々に大きく動いた。前半3分、日本はクリアボールを香川がワンタッチで前線に大きく蹴り出す。最終ラインの裏に抜けてきたボールに反応した大迫はDFダビンソン・サンチェスが対応にもたつく間にうまく体を入れ替え、そのままゴール前へ。
GKとの1対1から放った左足のシュートはGKダビド・オスピナに阻まれたが、こぼれ球を香川が左足でシュート。これがPA内でMFカルロス・サンチェスのハンドを誘い、PKを獲得した。
得点機会を右腕で阻止したカルロス・サンチェスは一発退場。PKを獲得したうえ、開始早々に数的優位に立った。PKのキッカーを務めたのは香川。冷静にGKの動きを見て、正面やや右に流し込んだ。香川のW杯初ゴールが貴重な先制点。前半6分、日本が立ち上がりにリードを奪った。
10人のコロンビアはトップ下で先発したMFフアン・フェルナンド・キンテロがボランチに下がり、カルロス・サンチェスの穴を埋める。
前半12分、中央後方からのキンテロのFKにFWラダメル・ファルカオが左足を伸ばして合わせるが、川島が正面でキャッチ。日本も同15分、ドリブルで持ち込んだ香川が鋭い切り返しでMFジェフェルソン・レルマをかわしてPA内左にスルーパスを通し、走り込んだ乾が右足ダイレクトで合わせたが、ゴール右に外れた。
コロンビアは前半31分、MFファン・クアドラードに代えてボランチのMFウィルマル・バリオスを投入。キンテロが2列目の右サイドに回った。直後の32分にはこぼれ球に反応した大迫がまたもダビンソン・サンチェスと体を入れ替え、フィニッシュまで持ち込むが、シュートは枠を捉えられない。数的優位を生かし、落ち着いて試合を進めていた日本だったが、不運な判定から同点に追いつかれた。
前半37分、コロンビアはPA右手前の位置でファルカオが長谷部と接触し、大げさに倒れ込む。ファルカオからぶつかりにいっているように見えたが、主審は長谷部のファウルを取り、コロンビアにFKを与えた。右45度の絶好の位置。キッカーを務めたキンテロの左足から放たれたシュートは壁の下を抜け、ゴール右隅へ。川島が必死にボールを抑えに行ったが、キャッチしたときにはすでにゴールラインを越えていた。ゴールライン・テクノロジーによる映像も場内に映し出され、10人のコロンビアが同点に追いついて前半を折り返した。
1-1で迎えた後半、日本は10人のコロンビアに対してボールを持つ時間が長くなる。後半9分、香川の縦パスから大迫が鋭い反転。みたびダビンソン・サンチェスの前に入り、左足でシュートを打った。同12分には柴崎の縦パスから大迫がポストプレー。乾が左サイドから中に切れ込み、右足で狙ったが、GKに阻まれた。
直後にコロンビアサポーターで埋まったスタンドが沸く。ベンチ前で準備するMFハメス・ロドリゲス。後半14分、キンテロに代わってコロンビアの10番がピッチに入った。そのまま右サイドをスタートポジションとし、流動的に動くハメス。日本ベンチも動く。後半25分、香川に代えてMF本田圭佑を投入。同時にコロンビアも選手交代を行い、FWホセ・イスキエルドに代わってFWカルロス・バッカが入った。この交代でバッカは右サイドに入り、ハメスが左サイドに回った。
両チームのベンチが動く中、次の1点をもぎ取ったのは日本だった。後半28分、本田が右サイドに展開し、オーバーラップしてきた酒井宏が中央にグラウンダーのパス。相手ゴールに背を向けた状態で大迫が体を張ってボールをキープし、落としたところを酒井宏が右足を振り抜いたが、惜しくも相手DFに当たった。それでも、このプレーで獲得した左CK。本田の左足キックに大迫がDFサンティアゴ・アリアスと競り合いながらヘディングで合わせると、右ポストを叩いてボールはゴールネットに吸い込まれた。
大迫のW杯初ゴールで2-1と勝ち越しに成功した日本。後半33分のピンチにはハメスのシュートを大迫が体を張ってブロックし、その直後にも原口がシュートブロックを見せる。チーム全体で気持ちのこもった守備を見せていた日本だが、アクシデントが襲う。柴崎がアリアスとの競り合いで右足首を踏まれ、負傷。後半35分、足を引きずりながらピッチをあとにし、MF山口蛍と交代した。
大迫が足をつるなど死闘となった一戦。後半40分、大迫に代えてFW岡崎慎司を投入し、交代カードを使い切った。後半アディショナルタイムの5分間も最後まで集中力を切らさず、そのまま2-1で逃げ切った西野ジャパン。過去のW杯本大会で勝利のなかった“鬼門”の南米勢を倒すと同時に、4年前のブラジルW杯で敗れたリベンジも果たし、2大会ぶり3度目のグループリーグ突破へ白星発進した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180619-01655281-gekisaka-socc
みんなのコメント
PK退場のあとはひたすらキープ優先で相手を走らせる事に終始していたね
あのボール回しされると10人で追いかける方は心折られるよ
ここぞってとこしかエネルギーを使わないで省エネで相手の体力を削ってた
特に長谷部、長友、若いけど柴崎あたりの狡猾さが目を引いた試合だった
点差は1だけど圧勝だった
ほんとは後1点くらい取らなきゃだけど監督変わったりいろいろあったチームだとこれが限界かな
選手交代も良かったよPK以外香川消えてたし、大迫の痛みで岡崎とかも納得の交代だろうし
本田は一応仕事出来たんだけど
終了後のインタビューで他選手下げ、自分上げばっかりしてて
なんやろなあ、どこかのキノコ思い出したわ
3試合共平日夜中じゃ盛り上がらないなあ。
↑↑↑
とか言っていた奴絶対いそうだよな~(^^)
本当にサッカーは何が起こるかわからないね。
私自身は視聴し始めるとなぜか日本代表が点を取られるというジンクスがあり、今回もYahooのToppageで「PKで先制点」と出ていたにもかかわらず、ニュースのページへ移った途端「速報FKで失点」と出たのでページを閉じました。
今後もリアルタイムでの視聴・確認はしませんので大いに奮闘していただければと思います。
でも、決定力不足は歪めないね。
11対10で対等な試合だったから、勝てて本当にラッキーでした。次回も頑張ってください。
ヤッパリ、前評判で、弱いって、マスコミに言われた方が、気楽に出るのかも。
皆さんに拍手
おめでとうでいいじゃん。
あと、川島が止められなかったのは仕方ないと思うけど。人生で何度かキーパーやった経験がある人は「あんでこの場面で下?無理!」て思うよね?
色々あるけどみんな頑張ってるんだから、次も頑張って!!
東京ドームを使うな。
出てくる使い方がウマくハマった
のでしょうか?
自信だけは世界レベル。
ポーランドには負けると思うけど頑張って。
パチパチパチ?
勝とうが負けようが知った事じゃない……
それが全て!
これだけ荒れたこと過去にあったかな
セネガル戦では、フィジカルが強くなった武藤のプレーも見てみたい。
代表選考の際は、色々言われましたが、結果だして見返してやって下さい。
私は中立派です。
まずは決勝トーナメントにむけて頑張って下さい。
監督の采配を期待する。
結果を出したんだから次もこのメンバーでGOGO
ボールキープも出来ない パスも出せない ディフェンスも出来ない
ほ ほ ほ 本田 いらな~い
しかしコロンビアってあんなもんなの?後半は殆ど足止まって押されっぱなしだった。もちろん数的に不利なのは分かるけど、もっと強いのかと思ってました。
モラルある国民であれ。