ジャカルタで買春、謹慎選手の早期復帰求める署名運動→批判うけ中止→アマチュア気分が抜けないんですね。

プロバスケットボール男子Bリーグの新潟アルビレックスBBは12月13日、12月9日から開始した今村佳太選手の早期復帰を求める署名活動を中止すると発表した。

同クラブ所属で日本代表にも選ばれた今村選手は、今年8月にインドネシア・ジャカルタで開催されたアジア大会中、永吉佑也（京都ハンナリーズ）、

橋本拓哉（大阪エヴェッサ）、佐藤卓磨（滋賀レイクスターズ）ともに現地の歓楽街を訪れ、買春行為に及んだ。

この行動が発覚すると、日本オリンピック委員会は8月19日付で4選手の日本代表認定を取り消し。日本バスケットボール協会は8月29日、1年間の公式試合出場停止処分を科すと発表していた。

またアルビレックスではクラブ独自の判断として今村選手に「無期限の社会奉仕活動への従事」の処分を科していた。

アルビレックスは12月9日、公式サイトで「今年の8月の日本代表活動中に起こしました不祥事において、

出場停止となっている今村佳太選手の早期復帰を願う署名活動を行わせていただくこととなりましたのでお知らせいたします」と早期復帰に向けた署名活動を行うと発表した。

クラブの代表取締役・小菅学氏は署名運動をスタートさせた理由について、12月8日にBリーグの大河正明チェアマンがホームゲームで挨拶した際に

「今村の件に触れていただき、会場のブースターの皆様に向けて『どんどん僕の方に声を届けてください！』とありがたいお言葉をいただきました。それを受けて、クラブといたしまして、本日より今村佳太の早期復帰を願う署名活動を行うことといたします」と説明している。

しかし署名活動に対しては、他の3選手と所属クラブが静観する中で今村選手の復帰のみに動いている点や、そもそも処分短縮を求める動くことについてSNS上で疑問の声も上がっていた。

こうした声を受け、アルビレックスは13日、公式サイトで以下のように中止を発表した。

「12月9日(日)に開始いたしました『今村佳太選手の復帰を願う署名活動』につきましては、署名にご賛同いただいた方々が多数いらっしゃる一方で、多くの皆様より厳しいご意見をいただきました。そうした状況を鑑み、署名活動につきましては中止とさせていただきます」

その上で、こうも謝罪した。

「日本バスケットボール協会やBリーグをはじめ、全国のバスケットボールファンの皆様、各クラブの皆様、そして、新潟アルビレックスBBのブースターの皆さま、署名いただいた皆さまに改めて、深くお詫び申し上げます」

今後に関しては関係各所と連絡し、引き続き今村選手のサポートを行っていくという。

発表を受け、大河正明チェアマンも13日、Bリーグの公式サイトでコメントを発表した。

「私は今村選手が日頃から更生に向けて懸命に運営の手伝いや社会貢献活動を行なっていることを拝見し、その姿に心を打たれ、12月8日の新潟対A東京の試合前にコメントさせて頂きました」とし、その後の署名活動については、アルビレックスの小菅社長のコメント通りと説明した。

※大河チェアマンのコメントを追記しました（12月13日13時）

引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181213-00010001-bfj-spo

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