◆バドミントン ジャパン・オープン 第3日(13日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)女子ダブルス2回戦で、16年リオ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀(ともに日本ユニシス)組が、世界ランク12位の中国ペアに21―12、25―27、11―21で敗れる波乱があった。
20年東京五輪と同会場で行われている今大会。高橋は「今のままでは(五輪に)出られないというのが正直なところ。本当にこのままじゃ、日本の選手や中国のペアにも勝てない」と危機感を口にした。
第2シードのタカマツペアは、この日の2回戦が今大会初戦。第1ゲームは危なげなく先取したが、第2ゲームを接戦の末に落とすと、
第3ゲームは1―3から8連続失点を喫するなど、リズムをつかめなかった。第2ゲームは25―24でマッチポイントを迎えながら、
3連続失点で振り出しに戻されたのが痛かった。松友は「2ゲーム目、最後で急いでしまった」と唇をかんだ。
頭をよぎるのは、リオ五輪決勝だ。デンマークのペアと対戦したタカマツペアは、ファイナルゲームの16―19から5連続得点で大逆転で金メダルをつかんだ。
「リオでも、デンマークペアはあと1点とれば金メダルだったと思う。練習から試合を想定しているけど、いざ本番になると気持ちや自分の状態は変わる。色々な試合を見ても、やっぱり1点の重みは大事」と高橋はかみしめた。
タカマツペアは8月のジャカルタ・アジア大会で48年ぶりの団体金メダルに貢献。個人でも2大会連続の銀メダルに輝いていた。
東京五輪会場での惜敗は、今後への良薬。「やられたり、やり返したりしながら自分達も強くなってきた。また練習し直して、勝てるように頑張りたい」と松友は前を向いた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180913-00000099-sph-spo
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