日本野球連盟は5日、米大リーグのダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだパナソニックの吉川峻平投手(23)を4日付で登録資格剥奪(登録規定上は競技者登録の取り消し)とし、今後再登録を認めない、という処分内容を発表した。
事実上の永久追放処分となる。吉川は今回の処分を受けて退社の意向を示し、同社も了承する方針。また、同社の北口正光部長は4日から9か月の登録資格停止(謹慎)とした。同連盟が4日に臨時理事会を開催して決議した。
吉川の処分理由は、2018年1月以降、複数回にわたり、MLBプロ球団のスカウトと接触し、同球団と入団の交渉をした。8月11日、競技者登録を有している状態で、MLBプロ球団と入団契約を締結したため、登録規定第15条第1項と第2項に抵触した。
北口部長の処分理由は、チームの部長兼監督として、吉川とMLBプロ球団のスカウトが入団に向けて接触していることを今年4月中旬以降、認識していたにもかかわらず適切に対処せず、結果的に吉川が日本野球連盟登録規定に抵触する事態を招いたため。
日本野球連盟は、同連盟内の全団体及び全加盟チームに対し、プロ球団との入団交渉、契約締結に関わる規定の遵守についてあらためて文書で通達する。また、再発防止策について、日本野球機構と協議する。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180905-00000110-sph-base
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