セ・リーグの日程が厳しい。特に、阪神の試合消化が悪く、今後の状況次第ではダブルヘッダーの可能性すら出てきている。
順位が確定していればそこまで大きな問題ではないのだが、優勝が決まった広島以外の5球団はCS進出を懸けた混戦のまっただ中とあって、各球団は気をもんでいる。
DeNAは甲子園での阪神戦を3試合を残している。26日の試合が雨天中止となった。台風24号が接近しており、29日以降の試合消化にも影響が出る可能性もある。26日の中止が決まる直前、球団関係者は「ダブルヘッダーはかなりきつい。
だけど、順位が決まっていなければやむを得ないし…。今思えば、8月31日のノーゲームが響いているよね」と漏らした。「8月31日」とは、降雨によるグラウンドコンディション悪化を理由に3回途中でノーゲームになった試合だ。
ただ、ノーゲームが宣告された時点で雨はやんでおり、グラウンドに浮いていた水はほぼ引いていた。4―1でリードしていたことから、
ラミレス監督は「この判断は理解できない」と怒りを露わにしていた。先ほどの球団関係者は「終盤にここまで日程で苦しむなら、あの試合は勝ち負けとかは抜きにして、やってほしかったよ」とぼやいた。
ダブルヘッダー案についての反応はさまざまだ。DeNAの球団幹部は「うちに決定権はない。もちろんできる限りの協力はさせてもらう」と話すが、
できれは避けたいのが本音だろう。「やったとこがないから分からないけど、絶対にきついでしょ」と顔をしかめたのはある投手。おそらく、否定的な意見が多数派だ。一方で「そこで順位が決まるという状況になれば見ている人は楽しいのでは。なかなか経験できることでもない」という声も。
女心と秋の空―。ライバルチームの勝敗だけでなく、しばらくは天候にも神経を使う日々が続きそうだ。 (記者コラム 重光晋太郎)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180928-00000093-spnannex-base
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