7日にさいたまスーパーアリーナで行われたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝戦は、WBA正規&IBF世界同級王者の井上尚弥(26=大橋)がWBA同級スーパー王者のノニト・ドネア(36=フィリピン)を3―0で破り、優勝した。
試合後にリング上で行われた表彰式では優勝者に送られる「モハメド・アリ・トロフィー」が井上に渡された。
ところがその日の夜、トロフィーは敗れたドネアの手元にあった。
これはどういうことなのか?
実は、ドネアは夫人とともに来日した6歳と4歳の息子2人に「優勝して『アリ・トロフィー』を持って帰ってくる」と約束していたのだ。
判定負けで約束を果たすことはできなかったが、せめて一瞬だけでも息子たちに実物を見せようと
「涙を流して、恥をしのんで、イノウエにお願いして、一晩だけ貸してもらった」(ドネアのツイッターより)というのが、その理由だった。
8日午前に投稿されたツイッターの動画ではドネアとともにトロフィーの前に立った息子たちが「サンキュー、ミスター・イノウエ。コングラチュレーション」(ありがとう、井上さん。おめでとうございます)と井上に対するお礼と祝福のコメントを寄せた。
その後トロフィーは、午後から行われる一夜明け会見に間に合うように、井上の元に返却された。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00000012-tospoweb-fight
ネットの反応
海外の選手でもこの人とGGGは応援したくなる素晴らしい人格と実力輪を備えた選手。
息子さん、パパは偉大なボクサーだよ。
うん!いい!
意外としたから這い上がる選手多よな。古橋、藤本、小野瀬とか。J3創設やJ2のチーム数増加で環境が整ったからかな。
スゲー試合の後に、最高の逸話。この2人尊敬するな!
素晴らしい試合でした。
ドネアも井上と同じ年齢でたたかってたら、結果は変わっていたかも。
いい話だなー
ドネアが36歳、井上は26歳、ドネアがもう少し若かったらと思うと、ゾッとするくらい強くて偉大な相手だったと思う。まさかモンスターと言われる井上をあそこまで・・・さすがドネアはレジェンドだ。
映画化してほしいくらい良い話ですね
レジェンドと呼ばれる男もリングを降りれば普通も父親、井上も子供の親だし拳を交えた者同士そんなエピソードもいいじゃないかね!勝ち負けは一時の運、敗者・ドネアも恥を忍んでと言うがやはり王者のプライドがチラリ、でも潔くてかっこいいね!!
この記事を見て感涙しました。
昨晩の試合は最後の最後まで死闘でしたが、終わった後もお互いが心底リスペクトしあうという、今までこれほど美しく清々しいボクシングを見たことがありません。
そのうえでこの記事は、本当に素晴らしすぎて言葉もありません。
井上尚弥が「世代交代とは言えない」と言ったように、ドネアはまだ過去の人ではありません。
お互いボクサーとしても人間としても益々の発展を心から祈っています!
なんかいいなーこういうエピソード
かつてボクシングでこういう思いしたことない
某家族のおかげでボクシングは敬遠しがちでしたが改めてやはり素晴らしいスポーツだと教えて頂きました。
生き様最高!
泣ける…
これ頼むのは想像以上に勇気がいっただろうなあ。まさに「恥を忍んで」だと思う。
そしてそれを快く呑んだ井上もグッジョブ。
正確には「コングラチュレイションズ」
色んな意味でプロ、全ての格闘家に見習ってほしい。罵り合わなくても実力者同士の対決であれば盛り上がるということ。
ドネア、素晴らしい試合をありがとう!!
ただただ感謝です!!! また日本に試合ではなくても是非お待ちしてます^ – ^
ドネア、あなたは素晴らしいレジェンドだ。
恥なんかではない。あなたは最高のボクサーだ。
そして、最高の父親だ。
恥ずかしくなんかないです。
昨日のボクシングの試合を見て初めて涙が出ました。
これまでこんなに熱心にボクシングを観戦したことありませんでしたし、憎みあって殴るのではないと痛切に伝わってきました。
本当に素晴らしいお話です。ボクシングが真にスポーツであると世の中の人が認めてくれる。相手をリスペクトする中で戦う競技。ドネアの強さは驚きであり、彼の戦う姿はその日までの努力精進の賜。磨き上げた技術を尊敬します。
昨日の試合は、格闘技にさほど興味のない私でも思わず見入ってしまうほどでした。
魂のぶつかり合いが清々しかったです。リング外でも清々しいエピソード。
お二人に改めて心からの拍手を送ります。
強いだけではなく、お互いをリスペクトし合う、人として素晴らし二人
昨夜の井上のマイクも、何を言っても良い状態で、相手を称える内容には、見ていて本当に気持ちが良かった
井上を応援していましたが、途中からドネアも負けないで思い、純粋にボクシングを楽しめました
子持ちの井上だから、父親としてのドネアの気持ちが理解できるんだろうなあ。
ドネアが入場の際に笑顔を振りまいたが、全く自然な笑顔で驚いたし、その時そうとう達人だと思った。ただおなかへのパンチでダウンするとは思っても見なかったが、誘い半分なら豪胆だな。もう一回やったらわかんないね。
昨日の試合もですが、この記事を読んでいても感動してしまいます!勝った相手に頭を下げて、恥を捨ててまで家族のために…また、快く貸してあげる。なかなかできないですよ。
今年度最高のボクシングの試合だったんじゃないでしょうか。ボクシングを見る目が変わりました
これだよこれ!何か泣かせるねぇ。ますますラグビーイングランドが小さく見えますな。
井上チャンピオンから逃げまくり外野からピーピー言ってる肩書きチャンピオンや肩書き強豪の選手たちはドネア選手の爪の垢を煎じて飲んだ方がいい。
恥ずかしくなんてないさ。
両者共トロフィーを貰う価値がある試合だった。
負けても勝ちに等しい素晴らしい試合だ。