ヴァイッド・ハリルホジッチ前日本代表監督が、ロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦の日本代表対ベルギー代表戦に関する見解を『Goal』の取材に対して明かした。
本大会2カ月前に日本代表指揮官を解任されたハリルホジッチ氏。失望感とショックを隠せない中、日本代表のロシアW杯初戦、金星のコロンビア戦後には「試合を見ていない」と語っていた。
その後、日本代表は1勝1敗1分けの2位でグループリーグを突破。決勝トーナメント1回戦では、FIFAランキング3位のベルギーを相手に後半途中まで2点をリードしながらも、69分、74分、そしてアディショナルタイム4分と立て続けにゴールを奪われ、無念の逆転負けを喫した。
ハリルホジッチ氏は日本への同情心を示しつつ、逆転負けへの失望感を露わにしている。
「もし私が監督だったら、ベルギーが2点ビハインドからひっくり返してくることはなかっただろうね! 不可能なことだよ。私は代表監督として、あのような経験をしたことはない」
「私は、自分が日本と共にロシアで大きな成功を残せることができると思っていた。今は同情しているし、つらさも感じるよ。だが、これがフットボールだ」
ハリルホジッチ氏は、仮に自身が同じ状況で2点リードしていれば、逆転負けを許さなかったという自信を強調する。
「もし私がベンチに座っていたら、日本は2-0のリードを失うことはなかった。それは保証できるね。なぜなら私は、ベルギーに3点を奪われないために、どう動けば良いか分かっているからだ」
サッカーにはタラレバがつきもので、ハリル氏の主張が現実になったかどうかは分からない。もっとも、ハリル氏が今なお日本代表の監督としてワールドカップに臨めなかったことを残念に思っているのは確かなようだ。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180710-00010001-goal-socc
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