<ボクシング:WBA世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇15日◇マレーシア・クアラルンプール
ボクシング6階級制覇王者マニー・パッキャオ(39=フィリピン)が、WBAウエルター級王者ルーカス・マティセ(35=アルゼンチン)に勝利した。約1年ぶりの再起戦を7回TKOで飾った。
第1ラウンドの開始早々からパッキャオはワン・ツーを出す。1分すぎにはボディへのパンチも繰り出した。残り30秒、パッキャオは相手ガードの上からもパンチを出し、相手を後ろに下げさせる。一方、マティセは手を出すことが出来ない。
第2ラウンドも1ラウンド同様、パッキャオが前に出てパンチを繰り出しプレッシャーをかけていった。
第3ラウンド30秒過ぎ、パッキャオが左アッパーから右フックがヒットし、ダウンを奪った。第4ラウンドは、お互いパンチを出すが有効打にはならずに終わった。第5ラウンド、マティセはパッキャオの速いフットワークからのパンチを繰り出されガードする場面が増えていく。
終了間際、マティセは片膝突き2度目のダウンを取られた。第6ラウンドはマティセが少しふらつく場面もあったが、有効打なく終了。第7ラウンド、パッキャオはワン・ツーやアッパーなど多彩なパンチを出し、残り約20秒、左アッパーが決まり3度目のダウンを奪いレフェリーが試合を止めた。
昨年7月、ジェフ・ホーン(オーストラリア)に判定で敗れ、WBO世界ウエルター級王座を失って以来のリングとなるパッキャオは自身で対戦相手にマティセを選び、米国ではなく、母国に近いマレーシアでの試合を希望していた。今年12月に40歳になるため、2連敗となれば引退の可能性もあった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180715-00268959-nksports-fight
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