トロロッソ・ホンダにとってイギリスGPは厳しい週末となった。ブレンドン・ハートレーは、フリー走行3回目に左フロントサスペンションが突如壊れるというトラブルに見舞われ、大クラッシュ。決勝までにマシンの修復は完了したものの、PUのコネクタが緩んでいたために、早々にリタイアせざるを得なかった。
一方のピエール・ガスリーは、サバイバル戦となったレースを生き残り、10番手でフィニッシュ。しかし、セルジオ・ペレス(フォースインディア)との接触の責任を問われ、13位降格の処分を受けることとなった。
そのガスリーは、マシンの性能には満足しているものの、トップスピードの遅さを嘆いている。
「マシンは素晴らしかった。でも現時点では、長いストレートでは多くのタイムを失っている」
そうガスリーは予選後に語っていた。
「今回のように、ターン1とターン9を全開でクリアするコースでは、僕らは苦労している」
「僕らはここで、フォースインディアやザウバーに比べて0.9秒失っている。だから、戦うのは非常に難しい」
「GPSのデータを見れば、コーナーでは僕らの方が速いし、とても良いように見える。でも、現時点ではストレートでは本当に遅い」
ガスリーは予選で14番手につけたことは、予想以上だったと語った。
「Q2に進出できたのには驚いた。今週末が始まって以降、ストレートでは多くの時間を失っていたからだ」
「コーナーで0.9秒を取り戻すことはできない。最終的には良い1日だったけど、レースは難しいだろう」
「現時点で僕らは、ストレートスピードを見つけてこなきゃいけない」
「(タイムを失っているのは)フルスロットルで、ステアリングをまっすぐにしている時なんだ。だから、僕にできることはあまりない」
「マシンの面で、もっと多くのポテンシャルを引き出せるとは思わない」
「もちろん、アップグレードを理解できていないということもある。うまくいけば、シャシーからより多くのパフォーマンスを引き出せるはずだ。でも現時点では、僕らにとっての最大の問題はストレートスピードだ」
Glenn Freeman
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180709-00000008-msportcom-moto
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