◆W杯ロシア大会▽決勝 フランス4-2クロアチア(15日、モスクワ)フランスがクロアチアを下し、自国開催だった98年大会以来20年ぶり2度目となる優勝を飾った。
優勝2回はブラジル(5回)、ドイツとイタリア(4回)に次ぎ、ウルグアイとアルゼンチンに並ぶ4位。欧州勢の優勝は4大会連続となった。クロアチアは準優勝。98年大会の3位を上回る最高成績となった。
フランスが意外な形で先制点を手にした。前半18分、ペナルティエリア右手前からのFK。FWグリズマン(Aマドリード)がペナルティーエリア内へボールを送ると、クロアチアFWマンジュキッチ(ユベントス)のヘディングが自軍ゴールへ。決勝戦史上初となるオウンゴールで先制点が転がり込んだ。
反撃に出たクロアチアに同28分、MFペリシッチクロアチアに同点弾を許し追いつかれたが、その10分後、再び突き放した。
セットプレーからの密集でクロアチアMFペリシッチがハンド。VAR判定でPKとなり、グリズマンが今大会4点目となるゴールを冷静に左足で決め、再びリードした。
後半14分にはMFポグバが左足でミドル弾、その6分後にはMFエムバペが強烈なミドルを立て続けに決めて突き放す。同24分にはバックパスからGKロリスの処理ミスでマンジュキッチに決められ、再び2点差とされたが、リードを守りきった。
平均年齢25・6歳と若いチーム。16年の欧州選手権で準優勝したMFグリズマンらに、規格外の速さを持つ19歳のMFエムバペという大きな武器が加わった。堅守速攻、鍛え上げられたフィジカルで走り切る、今大会を象徴するチームカラーのフランス。“シャンパンサッカー”と例えられた従来の華麗なパス回しのスタイルから生まれ変わった姿で頂点に立った。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180716-00010000-spht-socc
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