Bクラスで前半戦ターンとなれば、4位に終わった2013年以来
■日本ハム 12-0 ソフトバンク(10日・東京ドーム)ソフトバンクが痛恨の連敗を喫し、まさかのBクラス転落で前半戦最終戦を終えた。10日、東京ドームで行われた「鷹の祭典 2018」第2戦の日本ハム戦。先発の武田が6回途中まで粘投していたが、早めの継投策が失敗。
3番手の二保が2点を奪われてリードを広げられると、打線が日本ハム先発の上沢に押さえ込まれてゼロ行進に終わった。
両チーム無得点で迎えた5回に均衡が破られた。武田が先頭の清水に二塁打を許すと、2死三塁で西川に先制の適時打を奪われた。6回先頭の中田に中前安打を許すと、工藤公康監督は継投に出たが、これが裏目。
嘉弥真は狙い通りにアルシアを遊飛に打ち取ったが、3番手の二保がレアードに二塁打を許し、清水に左翼線への2点適時二塁打を浴びて2点を加えられた。さらに7回にはモイネロが西川にソロを被弾すると、3連続四球の後に田中賢に2点適時二塁打を許し、勝負を決められた。
柳田を1番に据える奇策に出た打線は、前日に続き繋がらず。5回に中村晃がこの日チーム初安打となる右翼フェンス直撃の二塁打を放ったが、内川は一ゴロ。牧原は四球でつないだが、代打・長谷川勇、代打・川島が連続見逃し三振。
6回にも1死から上林、松田の連打で1死一、二塁としたが、デスパイネが最悪の三ゴロ併殺打。チグハグな攻撃に終始し、1点も奪えなかった。
オールスター前最後の2連戦に連敗。この日、オリックスが勝ったためBクラスの4位に転落し、前半戦を終えた。11日のロッテの結果次第では、最終的にBクラス4位に終わった2013年以来となるBクラスターンとなる。2年連続日本一を目指すソフトバンクが苦境に立たされたまま、折り返しを迎えた。
日本ハムは今季最多の19安打で12得点とし、3連勝で貯金を10として前半戦をフィニッシュ。先発の上沢が8回までソフトバンク打線に散発の3安打しか許さず、圧巻の投球で8勝目をマーク。打線も5回に西川の適時打で先制すると、6回に清水が2点適時二塁打、7
回には西川のソロなどで3点を加えて圧勝した。前日5安打4打点だった西川は、この日もサイクル安打に王手をかける3安打3打点の大活躍。2試合で8安打7打点の大暴れで、チームは首位西武との差を2ゲーム差に詰めた。
Full-Count編集部
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180710-00151554-fullcount-base
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