<ソフトボール:世界選手権:日本2-0カナダ>◇7日◇1次リーグ◇千葉・第一カッター球場
1次リーグB組で世界ランキング2位の日本は、同3位のカナダに2-0で勝利した。エース上野由岐子(36=ビックカメラ高崎)が先発し、7回を完封した。日本はB組6戦全勝で暫定1位。すでに決勝トーナメント進出は決定しており、1位通過をかけて8日にオーストラリアと対戦する。
雨が降りしきる中で、エースの意地を見せつけた。1回裏、日本ナインが守備の前にマウンドに集まりいつも通りに円陣を組んで人さし指を高く上げると、雨がより強まった。
マウンドの足場が悪く、上野は足を滑らせ2安打を許すなど、無死満塁のピンチを背負った。4番打者を三振で抑え1死満塁となった場面で、悪天候のため28分間中断した。
試合再開後、上野は気迫のこもったのあるライズボールなどで5番、6番打者を三振に斬った。満塁から3者連続三振でピンチを切り抜け、真剣な表情で小さくうなずいた。6回裏には115キロ、7回裏には116キロの速球も投げるなど、カナダ打線を寄せ付けずに無失点に押さえ込んだ。
打っては3回表、2死一、三塁。3番山崎早紀(26=トヨタ自動車)の当たりを相手守備陣が失策し、その間に2点先制。これが決勝点となった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00292676-nksports-spo
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