◆バレーボール世界選手権男子第8日 ▽1次リーグA組 日本3―2アルゼンチン(18日、イタリア)
バレーボール世界選手権男子第8日は18日、イタリアなどで行われ、1次リーグA組で世界ランキング12位の日本は同7位のアルゼンチンに3―2で勝って2勝3敗の勝ち点5としたが、A組5位で敗退が決まった。
2大会ぶり出場の日本は16チームによる2次リーグに進めず、1998年大会の15位を下回る過去最低の成績。中垣内祐一監督(50)の解任は避けられなくなった。
試合後、中垣内監督は「次のステージ(2次リーグ)にいって、トップレベルのチームと多く試合をしたかったが、
われわれはそのレベルではないということ。重く受け止めないといけない」と話した。今大会の目標は「ベスト8相当」だったが、遠く及ばない結果となった。
サーブで崩すことができず、逆にサーブで守りを乱されて、連続失点する場面が続いた大会。センターラインからの攻撃を生かすことができなくなり、両サイドからの強打を止められる悪循環に陥ってしまった。
中垣内体制となってからの2年は、監督と選手の一体感に欠ける試合が多い。大会前、「外は熱く、中は冷静に試合をしたい」と話していた同監督だったが、肝心の本人の熱さを感じさせることができなかった。
大会前の記者会見で日本バレーボール協会・嶋岡健治会長(69)は「世界選手権で結果を出してほしいと、監督には伝えた。
8位相当までいっていないと厳しい。(来年の)W杯、東京五輪につながっていかない」と強い口調で話した。
日本協会は、東京五輪でのメダル獲得を目標に掲げている。そのステップとなる大会で惨敗。監督更迭は不可避となった。後任にはフィリップ・ブラン・コーチ(58)の昇格が有力だ。(久浦 真一)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180919-00000275-sph-spo
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