中日の次期監督候補が、今季まで楽天の2軍投手コーチを務めたOBの与田剛氏(52)に一本化されたことが9日、わかった。これまでに球団首脳が与田氏と複数回に渡って接触していたことが中日本社幹部の証言で判明。
白井文吾オーナー(90)=中日新聞社会長=はこの日、愛知県内で対応し、近日中にも本社幹部を集め、次期監督を最終決定する考えを明かした。“与田竜”の誕生は秒読みだ。
成績不振で退任する森監督の後任候補が、与田氏で一本化された。すでに球団首脳が複数回、同氏と接触していたことが、中日本社幹部の証言で判明した。
「たくさんのお客さんを集めることができて、優勝の可能性があるということ」
この日、白井オーナーは理想の監督像をこう語った。近日中にも球団首脳の報告を受け、本社幹部らとの話し合いで後任監督候補に最終決定する運び。まさに“与田竜”の誕生は秒読みだ。
与田氏は1990年D1位で中日に入団。星野監督の下で1年目に31セーブを挙げ、最優秀救援&新人王に輝いた。現役引退後はNHKの解説者を務めるなど知名度は全国区。
2009年、13年のWBCで侍ジャパンの投手コーチを務め、16年に楽天投手コーチ、今季から同2軍投手コーチを務めるなど、指導実績も十分だ。
一方、西武とロッテで監督を歴任した伊東勤氏(56)も与田氏とともに有力候補に挙がっていたが、これまで中日での現役、コーチ経験がなく、本社サイドからは「球団を知っているOBがベストではないか」という声も挙がっていた。
与田氏が就任すれば、中日生え抜きの投手出身監督は、故星野仙一氏以来となる。6年連続Bクラスに低迷する竜の立て直しは、かつての剛腕ストッパーに託されることになりそうだ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181010-00000020-sanspo-base
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