阪神が8日、神宮球場で行われたヤクルト戦に5-6で惜敗、3試合を残して17年ぶりとなる最下位が確定した。2016年から指揮を執っている金本知憲監督は、4位、2位、最下位という3年間の成績で、.
最大のミッションは若手育成だったはずだが、それもうまくいかなかった。2年前に新人王の高山俊はレギュラーに定着できず、昨季20本塁打の中谷将大は、4本塁打、北條史也も途中二軍落ちで最後は故障。
大山悠輔は9月にブレイクの兆しを見せたが、前半は打率1割台にまで落ち込んでいた。投手陣に目を向けても、
復活がポイントだった藤浪晋太郎が5勝3敗、エース候補の秋山拓巳も“活躍2年目のジンクス”にかかり5勝10敗の数字しか残せなかった。
なぜ阪神の若手育成は停滞したのか。近鉄、ドジャース、中日、楽天など日米6球団でプレー、現在は、西宮市内に立ち上げた「N’s method」で子供達を教えて、
高校の特別コーチとしても浜松開誠館高校を指導、12月には「中村紀洋杯中学硬式野球大会」を主催している中村紀洋氏(45)に意見を聞いた。
中村氏は、阪神の若手が育ってこない最大の理由の一つにチーム内競争の欠如を指摘した。
「若手が激しい競争の中から自分の力でレギュラーを勝ち取る、というものが見えませんでした。福留、糸井、鳥谷と3人のベテランが阪神にはいますが、鳥谷は、若手との競争に負けてポジションを明け渡しましたか?
ポジションを空けて、与えるということをやるとチームは弱体化するんです。阪神は、その典型。外から見ていてもわかります。そこじゃないですか? 若手が育ってこない最大の理由は」
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00010000-wordleafs-base
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