日からの宮崎秋季キャンプに参加する投手の多くがブルペンで投げ込む中、原監督と新任の宮本投手総合コーチが、身ぶり手ぶりを交え、フォーム修正を行ったのは、宮国椋丞(26)だ。
今季は中継ぎとして29試合に登板し、防御率1.97だが、原監督は「生きてるんだか死んでるんだか分からない」。腕を下げ、投球する際のプレートの位置などを大幅に変更した。宮国は「重心を低くと。
高いと言われたので低くする気持ちで、腕を下げたり、新たな挑戦をしている最中。新体制なのでチャンスだと思う。秋から来年に向けてアピールしていきたい」と汗を拭った。原監督は意図をこう説明した。
「『ニューりょうすけになろうな』と言った。(腕が)少し下がってたでしょ?スリークオーター気味にやってみようじゃないかと。
まだまだあんなもんじゃない? いや、あんなもんかもしれないけどね(笑い)。潜在能力起きろ、という感じで叩いてあげないと。過去には開幕投手? あったな。野球界は2年経ったらもう(過去だから)ね」
高卒で入団して来季9年目。かつての原政権時には先発経験もある。指揮官は「先発は5、6人だから競争」と宮国を先発枠争いに組み込むことを示唆。そのための直接指導というわけだ。
4年連続V逸中だが、25日のドラフト会議で指名した大学・社会人の即戦力は、外れ外れ1位で交渉権を獲得した152キロ左腕・高橋優貴投手(21=八戸学院大)のみ。支配下で指名した6人中5人、育成も含めれば、10人中9人が高校生となった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000018-nkgendai-base
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