「チーム星野」から「元木ジャパン」へ、連覇のバトンが渡された。巨人でプレーし、その後、野球評論家やタレント、実業家とマルチな活動をしていた元木大介さん(46)が、8月に米国で開催される「カル・リプケン12歳以下(U12)世界少年野球大会」の日本代表監督にプロ経験者として初めて就任。
3大会連続6度目の世界一に挑む。今年1月に急逝した星野仙一さん(享年70)がパイプ役となり、2007年から参加。託された闘将スピリットを胸に、クセ者と称された男が本格的な野球指導者の道を歩み始めた。
元木監督。その言葉の響きが新鮮だ。新指揮官は既に精力的に動き、5月8日に代表メンバーを選ぶセレクションを行い、38人から15人に絞り込み、今月29日に都内で結団式。翌30日に決戦の地へと向かう。
「ほとんどぶっつけ本番。チームとしてまだ練習できていないし、自分としてもプレッシャーを感じている。日の丸を背負っていくんだから。
たかが2週間の少年野球だと思ったら大間違いだと思うね。でも、由伸の気持ちがよく分かった。これが1年間でしょ。大変だなーって。セレクション終わったくらいからぱっと夢に出てきて、起きてどうしようどうしようって思うんだから」
鉄人と呼ばれた大リーグ2632試合連続出場のカル・リプケン氏(元オリオールズ)主催のU12世界少年野球大会。
日本は07年からボーイズリーグとヤングリーグで結成される日本代表が出場。きっかけは亡き闘将だった。子供に夢を、日本の野球を世界に、アマ野球の発展を、と遠征費用を負担して「チーム星野」を結成。世界に挑み、昨年までの11大会で5度優勝、昨年は連覇を成し遂げた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00010001-spht-base
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