ジネディーヌ・ジダンとクリスティアーノ・ロナウドとの別れに加えて、レアル・マドリーには新たな最高レベルの選手の退団の噂がつきまとっている。
それはロシアW杯MVPのルカ・モドリッチである。
彼はまだバカンスから戻ってきていない唯一の選手だが、マドリーは彼に苛立ちを覚えている。
『El Mundo』紙によると、マドリーはモドリッチと彼の代理人達、ブラド・レミッチとプレドラグ・ミヤトヴィッチがインテル移籍の噂に対して沈黙を貫いている事に不満を感じているという。
インテルはローン移籍で1,500万ユーロ(約19億円)、完全移籍のためにプラス2,000万ユーロ(約26億円)を支払う事でモドリッチを獲得したいと考えている。
しかし、同紙によると、モドリッチの年俸は1,000万ユーロ(約13億円)であり、インテルの策略はファイナンシャル・フェアプレーに抵触するという。
『El Mundo』紙によると、中国人オーナーは自社のスポンサーシップを通して資金を投入すると思われ、それはUEFAの規定に抵触する。
マドリーはインテルがその計画を実行しようとしている事を訴える事も検討しているようだ。
マドリーとの契約を2020年まで残しているモドリッチは8日(水)にバルデベバスに戻ってくる。
そこで予定されている会長のフロレンティーノ・ペレスとの会談で自身の将来をハッキリさせる事を望んでいる。ペレスは7億5,000万ユーロ(約966億円)以下でモドリッチを手放す事を望んでおらず、モドリッチの移籍を容認する可能性は低いと思われるが、インテルからの2024年までの契約オファーと、その後の中国スーパーリーグ移籍の可能性はモドリッチにとって非常に魅力的なものに映っていると思われる。
(文:SPORT)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180808-00010010-sportes-socc
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