全米オープンテニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会10日目の5日、女子シングルス準々決勝が行われ、第20シードの大坂なおみが世界ランク36位のL・ツレンコ(ウクライナ)を6-1, 6-1のストレートで破り、同大会で日本女子史上初のベスト4進出を果たす快挙を成し遂げた。
四大大会では1996年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で4強入りした伊達公子以来22年ぶり。
第1セット、四大大会初の準々決勝の舞台に立つ大坂は、ダブルフォルトを犯すツレンコの隙をついて第2ゲームでブレークに成功すると、ゲームカウント3-0とリードする好スタートを切った。その後も強烈なサービスとストロークを武器にわずか1ゲームしか与えず、最後はサービスエースを決めて第1セットを先取。
第2セットも大坂が主導権は握り、第1ゲームで0-40から角度のあるフォアハンドのウィナーなどを決めるとツレンコのサービスゲームを破る。さらにミスを重ねるツレンコに対し、大坂は安定したストローク戦で第3ゲームもブレーク。
第6ゲームでは0-40と3本のブレークチャンスを握られたが、サービスエースを放つなど攻撃の手を緩めない大坂がキープすると第7ゲームも取り、センターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムで見事勝利を手にした。
準決勝では、第14シードのM・キーズ(アメリカ)と第30シードのC・スアレス・ナバロ(スペイン)の勝者と対戦する。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180906-00010002-tennisnet-spo
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