「インディアンス-エンゼルス」(3日、クリーブランド)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「3番・指名打者」で出場し、初回の打席で左越え10号2ラン、続く三回の打席で右越え同点11号ソロを放った。メジャー1年目で2桁本塁打を記録した。
今季初めて3番で起用された大谷がいきなり魅せた。初回1死一塁の場面。初球152キロの直球ストライクを見送った後の2球目、ほぼ真ん中の155キロ直球を振り抜いた。鮮やかな放物線を描いた打球はぐんぐん伸びて左翼席最前列に着弾した。
過去の9本塁打はすべて本拠地で打球方向の内訳は中越え8本、右越え1本。7月25日のホワイトソックス戦以来、出場7試合ぶりとなる一発は移籍後初の敵地弾&左越え。“初ものづくし”の1本で4連敗中のチームに貴重な先制点をもたらした。
1点を追う三回の第2打席ではフルカウントから内寄り151キロ直球を右翼席へ移籍後初となる2打席連続弾。1本目の飛距離が今季最短の114メートルだったのに対し、2本目のそれは自己3番目の135メートル。コンタクトの瞬間、マウンド上のクレビンジャーはがっくり肩を落とす完璧な一撃だった。
前日まで打者として57試合(代打13試合)に出場し、打率・257、9本塁打、25打点。7月3日に打者限定で復帰後は23試合で打率・200、3本塁打、5打点と思うような結果が出ていなかった大谷。右手首痛で2戦連続スタメンを外れた主砲のトラウトの代役として起用された3番で存在感を見せつけた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180804-00000034-dal-spo
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