「エンゼルス11ー5タイガース」(7日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「3番・指名打者」で出場し、2点を追う初回に12号逆転3ランを放つなど、4打数2安打3打点2得点、1四球1盗塁。
2試合ぶり今季14度目のマルチ安打で打率を・273とした。チームは快勝し、連勝した。
2試合ぶり、今季4度目の3番で起用された大谷がいきなり豪快な一発を放った。2点を先制された直後の初回の打席。
ツーボールからの3球目、4カ月ぶりにメジャー昇格した右腕ターナーが投じたほぼ真ん中の153キロツーシームを左中間席へ叩き込んだ。
移籍後初の2打席連続弾を記録した3日のインディアンス戦以来、4戦ぶりの一発はチームを勢いづかせる逆転弾。打者11人の猛攻で7点を奪った。
大谷の武器はパワーだけではない。7-3の二回は先頭で遊撃内野安打。カウント2-2から外角高め153キロシンカーを叩きつけると、打球は右へ寄るシフトを敷いた内野陣の二遊間へ。
遊撃手が懸命の送球を試みたが、快足を飛ばして大谷が一塁を駆け抜けた。さらに次打者プホルスの初球に5盗塁目となる二盗に成功。持ち味のスピードで敵軍にプレッシャーをかけた。
四回の第3打席は3番手右腕ファーマーに空振り三振。初球153キロ直球、2球目外角低め138キロチェンジアップを連続で空振りして追い込まれ、ボール、ファウル、ボールでカウント2-2に。6球目、外角低めへの140キロチェンジアップにバットは空を切った。
9-5の六回は4番手右腕ベルヘイゲンから四球で出塁。次打者プホルスへの暴投で二進すると、右飛で三塁へ。5番シモンズの左飛で生還し、この日2度目のホームを踏んだ。
11-5の七回の打席は6番手右腕ウィルソンに見逃し三振。カウント2-2から自信をもって見送った内角低めの148キロツーシームをストライクと判定された、納得いかない表情を浮かべてベンチへ戻った。
試合はエンゼルスが中盤で2点差に詰め寄られたが、六回にアップトンの22号2ランなどで突き放し、快勝した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180808-00000050-dal-spo
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