◇第100回全国高校野球選手権記念大会第14日・準々決勝 大阪桐蔭11―2浦和学院(2018年8月18日 甲子園)
第100回全国高校野球選手権記念大会第14日は18日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われ、第1試合は史上初2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)が浦和学院(南埼玉)を4本の本塁打など11-2で圧倒し、
14年以来4年ぶりの準決勝進出を決めた。先発の根尾昂内野手(3年)が5回2失点の粘投をみせれば、打ってはこの日2発の藤原恭大外野手(3年)とのアベック本塁打。今秋ドラフト1位候補選手の活躍などで、大阪勢夏の170勝目を引き寄せた。
大阪桐蔭は2回1死、5番・根尾が先制となる左中間へのソロ本塁打。8強で唯一無失点で勝ち上がった相手から先に得点を奪うと、3回1死満塁から4番・藤原の一塁内野安打で1点を追加した。5回には2死から藤原が自身大会2本目となる右越えソロ。
1点差に詰め寄られた直後の6回は、3四死球で1死満塁としてから3者連続タイムリーなどで6点、8回には、藤原のこの日2本目の本塁打となるバックスクリーンへのソロアーチ、9回にも6番・石川が左越えソロを放って試合を決定づけた。
先発の根尾は、緩急を生かした打たせて取る丁寧な投球で5回4安打2失点と粘りの投球。6回からはエース柿木がマウンドに上がり、4回無失点で締めた。
浦和学院は、ここまで2試合連続完封と盤石の投手陣が打たれた。先発の渡辺が2回に根尾に先制ソロを献上して、連続無失点イニングが16で途切れると、その後も失点。
6回途中から登板した2番手・永島も集中打を許した。打線は3点を追う5回0死一、三塁、8番・小町の遊ゴロで1点、さらに1番・中前の右前適時打でこの回2点を返して追い上げたが、直後の大量失点が響き、初めて夏の甲子園に出場した1986年以来、32年ぶりの準決勝進出はならなかった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180818-00000075-spnannex-base
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