「広島-巨人」(20日、マツダスタジアム)
巨人・山口俊投手が、大事な首位攻防で2回7失点の大炎上。プロ最短でのKOを食らった。
首位・カープを5ゲーム差で追走。大事な初戦を託された右腕だったが、1死から菊池の安打をきっかけに2死一、二塁のピンチを招くと、野間に左前適時打を打たれて先制点を献上した。さらに、安部には右翼席へ3ランを被弾。痛恨の4失点となった。
大粒の汗を流した山口俊は、続く会沢にスライダーが抜けて背中付近へ死球。すぐに右手を挙げて謝罪の意を示したが、場内からはブーイングが飛び交い、異様な雰囲気となった。
山口俊と会沢には“因縁”があり、12年8月には顔面死球。さらに今季も5月1日に2打席連続死球。怒った会沢がマウンドに詰め寄り、感情をむき出しにした。
この日、4つ目の死球を受けた会沢だったが、無表情で一塁へ。2死一塁から、西川は凡退した。
二回は1死から田中に四球を与え、すぐに二盗を許した。捕手は宇佐見を起用していたが、足で揺さぶられると、丸に適時二塁打で5点目を献上。さらに松山に2ランを浴び、リードを7点に広げられた。
山口俊は三回の攻撃で代打を送られ、交代。14年に初回で危険球退場となった経験があるが、2回KOはプロ入り最短。チームは7連勝中と上り調子で敵地に乗り込み、逆転Vへ負けられない一戦だったが、序盤で厳しい展開になってしまった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00000121-dal-base
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