巨人・杉内俊哉投手(37)が12日、都内ホテルで引退会見を行った。スーツ姿で壇上に上がり、「私、杉内俊哉は今季をもちまして17年間のプロ野球生活にピリオドを打つことを決意しました」と語った。
通算142勝。キレのある直球、スライダー、チェンジアップを軸に現役最多の2156奪三振を誇る希代のドクターK。ソフトバンク時代の2005年には沢村賞を受賞するなど、輝かしい実績を積み重ねた。
今季から中日に加入した松坂と同世代。鹿児島実時代から“松坂世代”をけん引し、注目されてきた。その松坂は来季も現役続行を表明しているが、巨人で同僚だったBC栃木の村田も引退した。
影響を受けた選手について「やはり松坂。高校で対戦して衝撃を受けました。高校生が投げるボールじゃないと、あの時は感じました。彼をずっとおいかけてきた同級生はいっぱいいる。僕もそう。彼がレベルを上げてくれた」と感謝。
一方、高校3年夏の甲子園で初めて投げ合って敗れてから、プロでも3戦2敗。「結局、松坂に勝つことなく先に引退。これは心残りなんですが…。これからは応援する側。彼が一年でも長く応援できるよう応援したい」と悔しさもにじませた。
現役を続ける“松坂世代”の選手に向けては「もういい歳なんで。それぞれ分かっていると思うが、1年でも長くできるか考えてもらって、少しでも悔いが減るようにやってもらいたい」とメッセージを送った。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180912-00000083-dal-base
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