<広島8-6巨人(22日)>巨人がまたもや広島に壮絶な返り討ちに遭い、自力Vの可能性が消滅した。もはやカープ相手にセーフティーリードはないのか…。そんなトラウマを植え付けられかねない、衝撃的な逆転負けだった。
4回までにマギーの3ランなどで6点を挙げたが、その裏に先発・今村がバティスタにソロを許すともう止められない。5回には田中と丸の2ランで1点差に迫られ、代わった野上も初球を鈴木に左翼席へぶち込まれて同点。7回には上原が丸に2打席連発となるトドメの2ランを叩き込まれた。
6点差以上を逆転されたのは2013年5月10日のDeNA戦(横浜)以来5年ぶり。マツダスタジアムでは12連敗となり、同一球場での球団ワースト記録をさらに更新した。
屈辱の3タテを食らった由伸監督は「この3日間、結果的には同じような形になって悔しいですけどね…。よく点を取っていると思うけど、こういう展開ならもっと取らないといけないし、投手ももっと抑えないと」
と感情を押し殺しながら言葉を絞り出すと、3戦で計25失点した惨状に、村田ヘッド兼バッテリーコーチは「投手のせいにしたら申し訳ない。俺の指導力不足だったと思うわ」と自らの責任にも言及した。
広島との直接対決を前に破竹の7連勝。勢いそのままに3連勝できればゲーム差は5から2まで縮まるはずだった。しかし、そんな皮算用はもろくも崩れ去り、ゲーム差は8まで急拡大し、借金生活へ逆戻り。わずかに見えかけたコイの尻尾は一気に遠くへかすんだ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180723-00000022-tospoweb-base
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