悪夢は繰り返された。グラウンド上ではソフトバンクが歓喜の胴上げ。2年前と同様、先手を取りながら4連敗で敗退した広島ナインは、それを力なく見詰めるしかなかった。緒方監督は「選手は諦めずやってくれた。自分の力不足」と責任を背負った。
先制機を物にできなかった。二回1死一、三塁で野間が空振り三振。スクイズも考えられる場面だったが、動かなかった。続く石原の打席で安部が二盗失敗。これで流れを逸した。
四回の守備では1死二、三塁からソフトバンク西田にスクイズを決められた。高ヘッドコーチは「広島に帰って、またセ・リーグの野球になる。仕切り直し」と話していたが、広島がやりたかった野球を相手にやられた。
第2戦で打ち崩したバンデンハークを打てず、六回までに10三振。救援陣にも抑えられ、反撃のきっかけすらつかめず、マツダスタジアムはため息に包まれた。
点差以上にソフトバンクとの力の差を見せつけられた。緒方監督は「悔しいだけでは終われない。次の戦いはもう始まっている」。この経験は必ず来年に生かす。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181103-00000105-jij-spo
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