大相撲名古屋場所14日目(21日、ドルフィンズアリーナ)1敗の関脇御嶽海(25)=長野県出身、出羽海部屋=が平幕の栃煌山を寄り切りで下し、13勝目を挙げ初優勝を決めた。名門・出羽海部屋からは昭和55年(1980)年初場所の横綱三重ノ海=のちの14代武蔵川、元日本相撲協会理事長=以来となる38年ぶりの優勝力士輩出。先場所、小結で9勝を挙げている御嶽海は来場所は大関取りの場所となる。
幕内前半の取組で3敗の朝乃山が遠藤に勝ったため、御嶽海が千秋楽を待たずして優勝を決めるためには白星が条件となっていた。
最後の塩の前に回しを強くたたき気合を入れた御嶽海は、立ち合いで左を差すとすかさず下手まわしをつかむ。栃煌山に右上手を許したが、直後に右を巻き変えてもろ差しとすると、力強く前に出て寄り切った。
御嶽海は平成27年春場所、幕下10枚目格付け出しで初土俵。同年名古屋場所、新十両で十両優勝を飾る。同年九州場所で新入幕、28年九州場所で新三役。現在、29年春場所以来9場所連続で三役の地位を守っている。これまでに殊勲賞2回、敢闘賞1回、技能賞1回。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180721-00000575-sanspo-spo
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