日大の保健体育審議会が10日、日大内部で進めている「兼職の禁止」に基づいて、田中英寿理事長らが兼職していた運動部の部長や総監督の職について8月7日までに解任したと発表した。
大塚吉兵衛学長が、第三者委員会の提言に基づいて発表していた大学内の組織改革のための「兼職の禁止」に基づいての措置となる。
田中英寿理事長については、陸上競技部特別長距離部門の部長と、相撲部の総監督を解任された。大塚吉兵衛学長はラグビー部の部長を解任された。
また、アメリカンフットボール部の加藤直人部長については、同部の再建のため「しばらくの間職務を継続いたします」と発表された。
「兼職の禁止」については、アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、第三者委員会からの報告・事実認定を受け、8月3日に発表された「抜本的なチーム改革・組織改革」の一環で実施された。
「今後、本学の要職者が、その地位を背景に競技部内で影響力を行使することを防ぐため、理事長、学長、常務理事、副学長が保健体育事務局長、競技部部長、副部長を兼職することを禁止いたします。
また、理事(理事長、学長、常務理事、副学長、学部長を含む)が監督、コーチを兼職することを禁止するとともに、保健体育事務局長が競技部部長、副部長、監督、コーチを兼職することを禁止いたします」と発表している。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180810-00000091-dal-spo
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