日本体操協会は29日、都内で記者会見し、同日に女子の宮川紗江(18)が専属の速見コーチの無期限の登録抹消処分に不服を訴えたことに対し、山本専務理事が「例え、オリンピックのためだとしても暴力は断じて許しません。速見氏の処分はこの考え方に基づくものであり、被害者本人が我慢できたとしても決して許されるものではない」と、突き返した。
3時間前に行った会見で宮川は、日本協会の塚原千恵子・女子強化本部長の「パワハラを受けたと感じている」と名指しで告発したが、日本協会側の弁護士は「今回の問題とは一切、関係のないこと。速見氏の暴力行為を認定して処分を下した」と説明した。
山本専務理事は「宮川選手から正式に協会に書面、もしくは可能であるなら面談してお話を聞く用意はある。それに関して調査を進めることは可能」と補足した。
速見氏の暴力行為を巡っては、宮川が会見では「けがをしたり、体を痛めたことはない」と訴えたが、日本協会は「海外試合で顔を叩き、顔が腫れた」などの調査結果を報告。
当事者の宮川と食い違いが生じた。会見では、日本協会が速見氏に行った聞き取り調査の場に速見氏側の弁護士を同席させなかったことなど、「立場的にフェアではないか」などの質問も出た。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-00000126-sph-spo
みんなのコメント
宮川選手、コーチの暴力は寛大に容認して老婆心とも思える協会の言葉がパワハラになる。
これってなんか本末顛倒に感じるだが