「アジア大会・サッカー男子・決勝、日本1-2韓国」(1日、ボゴール)
サッカー男子の決勝で、東京五輪世代のU-21代表で臨む日本は、前回覇者の韓国に1-2で敗れ、2大会ぶり2度目の優勝を逃した。
まるで相手のホームにいるかのような「テーハミング(大韓民国)」の大歓声の中、日本は120分間走り続けた。90分を終えてスコアレスドロー。延長戦までもつれる死闘も、敗れた。
A代表と東京五輪代表を兼任する森保監督は「選手たちが韓国の強力な攻撃陣に対し、タフに粘り強く戦い抜いてくれた。そこからチャンスを見いだす展開を辛抱強く、よく集中力を切らさず続けてくれた」と振り返った。
相手の韓国はオーバーエージ枠のMF孫興民(トットナム)らロシアW杯メンバーに加え、今大会9得点のFW黄義助(G大阪)ら実力者ぞろいだった。さらに金メダルなら兵役免除とモチベーションも高かった。
1対1への力強さに華麗なパスワーク。日本は終始劣勢だったが、最終ラインで体を張って耐え抜き、粘ってワンチャンスを探っていた。
しかし、延長前半3分にゴールを許すと、同11分にも追加点を奪われた。延長後半10分にCKからFW上田が1点を返すも及ばず、試合後イレブンはピッチに崩れ落ちた。
もっとも、森保監督は「延長で2点を奪われ、さらに難しい展開になったが、0-2のまま終わるのではなく、最後1点取り返し、諦めることなく戦う姿勢を見せてくれたのは今後につながる」と評価した。
アジア制覇の夢はついえたが、実力が上の相手を追い詰めた経験はかけがえのないものだ。2020年東京五輪へ向け、この悔しさをつなげたい。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180902-00000024-dal-socc
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