100回目の記念大会を迎えた夏の甲子園が5日、開幕。「レジェンド始球式」の一人目として、開幕戦の星稜(石川)―藤蔭(大分)の試合前に巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(44)が始球式を行った。
松井氏は白いポロシャツ姿でマウンドへ。ノーワインドアップから力強いボールを投げ込んだが、外角へのワンバウンド。思わず頭を抱えるポーズを見せた。
「練習ではいいボールがいってたんですけどね。この年になっても、“甲子園の魔物”に襲われたなと思っています」
開幕カードには母校・星稜が登場。「驚いた」と話した松井氏は、後輩らが守る中での始球式に「夢のようでした」と笑顔を見せた。投球後は背番号1の2年生・奥川らと言葉を交わした。
松井氏が最後に夏の甲子園に出場したのは92年。明徳義塾戦では伝説の5連続敬遠で試合に敗れた。久々に夏の大会に足を運び「やっぱり変わらないですね。(高校野球は)僕の原点」と感慨深げな表情だった。
100回大会を記念して行われる「甲子園レジェンド始球式」には、松井氏を皮切りに夏の甲子園で活躍した18人のレジェンドが毎日登場。
20日の準決勝ではPL学園(大阪)で夏2度の優勝を果たした桑田真澄氏(50)と、日米球界で活躍した「大魔神」佐々木主浩氏(50=宮城・東北出身)が登板する。
決勝戦では、1969年夏の決勝戦で、延長18回引き分け再試合の死闘を演じた三沢(青森)の太田幸司氏(66)と松山商(愛媛)の井上明氏(67)がダブル登板する。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180805-00000075-spnannex-base
みんなのコメント