元プロテニスプレーヤーの松岡修造が10日、スポーツキャスターを務めるテレビ朝日系「報道ステーション」で、
女子テニスの全米オープンで日本選手初の四大大会優勝を達成した大坂なおみの人柄を「日本人の優しさが世界に伝わった」とたたえた。
大坂がセリーナ・ウィリアムスを下すと、表彰式で客席から大きなブーイングが起きた。松岡は「僕は(表彰式会場の)真横にいました。
ブーイングが起きて、本当につらい」と残念がった。「なおみさんが泣いちゃって、でもセリーナが『私の試合を見てくれてありがとう』と言ったので、ブーイングが収まった。
なおみさんを通じて世界に、日本人の優しさが伝わった」と大坂の人柄が、ブーイングの空気を変えたのだとたたえた。
さらに「日本の皆さんに1つ言いたい。なおみさんはセリーナのテニスより強かった。だから勝った」と言い切った。
松岡はまた、大坂にインタビューし、プレーの中で「我慢」をできるようになったことを成長に挙げた。決勝でセリーナが審判に激しく抗議した場面で、大坂は後ろを向き、プレーに戻る時も冷静さをキープ。
大坂はその時の心境について「次のプレーに集中しなければと思っていた。圧倒されないように。セリーナや観客を目にしたら冷静にできなくなる。だから壁だけを見て集中しようとしていた」と振り返った。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180910-00000160-dal-spo
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