巨人は7日、柿沢貴裕外野手(23)に契約解除通告を行ったと発表した。統一契約書第17条(模範行為)に違反し、かつ、日本プロフェッショナル野球協約第60条の不品行に該当するとして、統一契約書第26条(1)項に基づくもの。柿沢は本年5月から6月にかけて計12回に渡り、ジャイアンツ球場内のロッカー室から同僚選手のバット、グラブ、ユニホームなどの野球用具を計約110点盗みだし、中古ブランド品買い取り専門店に売却し、約100万円を受け取っていたという。
事実発覚の発端は6月下旬、ある選手のユニホームがインターネットのオークションに出品されていたことに気付いた他の選手が、マネジャーを通じて球団法務部に相談。ロッカー室内の防犯カメラも確認する中、柿沢の姿が映っていたため、7月上旬に本人に事情を聞いたところ認めたという。
球団の聴取によると、本人は消費者金融に借金するなど生活費に困窮していたと動機を説明しており、契約解除通告を受けた際に「ライバルであり、仲間だと思って一緒にやってきた選手を裏切ってしまい、申し訳ありませんでした」と話したという。
柿沢は鹿児島・神村学園から12年ドラフト6位で楽天に外野手として入団。14年に戦力外通告を受け、育成契約を結んだが、16年に支配下入りを勝ち取り、同年12月にトレードで巨人入りした。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180707-00000195-sph-base
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