「競泳・パンパシフィック選手権」(9日、東京辰巳国際水泳場)女子200メートル自由形が行われ、日本の“スーパー女子高生”池江璃花子(18)=ルネサンス=は1分54秒85で自身の持つ日本記録を更新し、主要国際大会では初のメダルととなる銀メダルを獲得した。
まだ底知れぬそのポテンシャルが、世界の頂に届く可能性を示した。迎えた決勝。序盤から果敢に世界のトップに食らいついた。150メートルまで3番手で粘ると、
ラスト50メートルで渾身の力を振り絞り、リオ五輪自由形3冠のレデッキー(米国)を差しきり、銀メダル。「もう本当にうれしい。自己ベストを出せるとは思ってなかったので。レース前は緊張していたけど、声援を力に変えられた」と、満面の笑みを浮かべた。
得意の100メートルバタフライと比べて、200メートル自由形ではまだ世界は遠いと思われていた。しかし、この18歳の進化のスピードは、周囲の想像をはるかに上回る。レデッキーは「(金メダルの)テイラー、池江はすごくいいレースをしていた。
こういった世界の強豪と戦えるのは楽しい」と、認めた。平井ヘッドコーチも「銀メダルだったが、金メダルに匹敵するレベルの高い記録。充実ぶりがうかがえて頼もしい」と、目を細めた。自由形後に出場した混合リレーでも、銀メダルに貢献。日本が誇る“スーパーJK”が、世界を震撼させる大会となりそうだ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000166-dal-spo
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